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なぜ1970年式の日産「フェアレディZ」を織戸 学選手がプロデュース? 「S30Z」のレストアメニューを紹介します

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

  • 日産フェアレディZ(S30型)

  • 日産フェアレディZ(S30型)
  • 日産フェアレディZ(S30型)

旧車をパートナーとした人生の愉しみ方を提案

 アグレッシブな走りを披露するレーシングドライバーとして広く知られる織戸 学選手。東京オートサロン2023では、自身がプロデュースしているスペシャルショップ「MAX ORIDO」として出展し、外装がシックなグリーンでペイントされた1970年式のS30型日産「フェアレディZ」を披露した。

 内外装ともキレイにレストアした初期モデルで、旧き佳き旧車をパートナーとした人生の愉しみ方を提案する1台なのだという。その作業内容を列記すると、ボディ剥離、仕上げ後オールペイント、ゴムモール交換(新品)、メッキフロントバンパー交換、内装リペア、ラジエター純正コア増しリペア、プラグコード/プラグ交換、前後サスペンションブッシュ交換、サスペンション前後シェルケース塗装、ブレーキキャリパーオーバーホールといったメニューとなる。

 装着されたパーツは、レーシングサービスワタナベのMAX ORIDOロゴ入り鍛造ホイール(前後:15-8.0JJ-0)、YOKOHAMA ADVAN HF Type D(前後:205/60R15)、SOLEX44φキャブレター(リビルト品)、KYBダンパー、亀有エンジンワークスダウンサス、FUJITSUBOタコ足マフラー(新品/デュアルEX)、ヘッドライト(新品)、ディクセルブレーキローターといった内容だ。

撮影等で利用できるアテンドサービスを展開

 今回の東京オートサロン2023において、グリーンのS30型フェアレディZはカーライフプロダクションのAutoage(オートエイジ)のCAR MODELとして展示された。ユーザーから寄せられるさまざまなリクエストに応えているAutoageは、「人生はクルマで出来ている」をテーマとしたクルマコンテンツに関する専門プロダクションだ。カーライフイベントやコミュニティの企画・運営のサポート、作画、映像撮影、人材、クルマ、場所のキャスティングやコーディネートに至るまでを、企画、コンテンツ制作の段階から手がけている。

日産フェアレディZ(S30型)

 CAR MODELは、人を魅了する稀少性と個性を持っている車両を、自動車を愛するオーナーのもとで大切に育てられて歳を重ねた「唯一無二のクルマ」と定義。人と同じように年齢をカウントし、新車購入時を0歳と考え、歳を重ねたからこそ備わった存在価値が人々を魅了すると規定している。

 Autoageでは、CAR MODELを撮影等で利用できるアテンドサービスを展開しており、MAX ORIDOブースに展示された1970年式S30型フェアレディZの車両名は「Autoage×MAX ORIDO S30Z」となっていた。

 そのネーミングとなったのは、往年の名車をはじめとするクルマを活用したいと考えている企業に、1970年式S30型フェアレディZを紹介できるからで、どこかのイベントでAutoage×MAX ORIDO S30Zを見かける機会があるかもしれない。

 MAX ORIDOは、レーシングチームの企画・運営、ドライビングスクールの運営、レーシングシミュレーターの設計、製造、販売のみならず、競技車両の製作といったことも手がけているので、愛車のチューニングやタイヤ・ホイールの相談、オリジナルエアロパーツの取り付けなどで頼ってみるといいだろう。

  • 日産フェアレディZ(S30型)
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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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