はたらく自動車の展示やオフロード走行同乗体験なども行われた
一方、スカベンジャーラリーは、午前10時40分から順にスタートした各車は、約53kmのコースを走行(一部山岳路の三河湾スカイラインをショートカットするコースも選べた)。チェックポイントでは、「3kgのミカン、何個入っている?」、「スパ西浦での0カーの走行タイムは?」などの独特の設問に答えながら、午後2時半すぎには全車が走行を終え、ラグーナ地区のゴール地点に到着し、事故もなくラリーは無事に終了した。
蒲郡市の鈴木寿明市長は会場で次のようにコメントしている。
「盛大に開催できたこと、心から感謝しております。蒲郡は、観光の街でありますが、コロナ禍でダメージを受けていて、あらたなつながりをこの解決につながると感じております。モンテカルロオートスポーツクラブの勝田代表と話をする機会があり、この蒲郡のロケーションにもっとも似合うイベントになると思って、蒲郡市も、これを機会にモータースポーツの文化を一つ一つ積み重ねることによって根付かせていきたいですし、交通安全にも結び付けていきたいと思っています。豊田社長が開会式でおっしゃっていただいたように、みんなが元気になって、笑顔になって、ありがとうと言えるようなそんなイベントになったと思います。参加者の皆さんには本当に感謝を申し上げます」
会場を訪れた来場者には、はたらく自動車の展示やオフロード走行同乗体験なども行われ、多くの家族連れなどが、スカベンジャーラリー参戦車両を見て回ったりして冬の休日を楽しんだ。また、「パワステがまごおり」ならでは、というか蒲郡らしく、海を活用した三河湾のクルージング体験もできた。
「もっともっと市民の皆さんにモータースポーツを伝えていけるようなイベントに、もっと工夫を重ねてやっていきたいです。時期についてはまだ詰めるところもあるかと思いますが、年に一回という感じでやっていきたいですね」と鈴木市長。
第2回、第3回と引き続き開催されていくことを期待したい。