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15年不動だったBMW E30「M3」を再び公道へ! ブラウンメタリックに全塗装したのは北米仕様の内装色に合わせたため!?

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TEXT: 塩見 誠(SHIOMI Makoto)  PHOTO: 横澤靖宏

E30 M3のオーナーが年に一度集まる本庄サーキット

 2022年10月10日スポーツの日に、GOLDEXサーキットで「E30 M3 CLUB」主催のE30 M3走行会が開催された。1985年のデビューから数えれば40年近い歴史を持つクルマだが、走り好きのオーナーが多いということもあって、手を入れるべきところには手を入れ、いまでも本気でサーキット走行を楽しんでいた。

15年間ほぼ不動車だったM3

 新車当時から「M3いいなぁ、買いたいなぁ」と思っていたという向井典人さん。実際にこのM3を購入したのは7〜8年ほど前のことだそうだ。というのもこの個体は、知り合いが所有しつつ、15年ほど保管状態にあったもの。それを手放すと耳にしたとき、買うならいましかない、と思い立った。

 実際に購入してからは、さまざまなメンテナンスをおこなっている。なにせ、15年の保管といえば聞こえがいいが、ありていにいってしまえば、15年間不動だったということでもある。これを再び走らせるためには、劣化しやすいブッシュ類や油脂類の交換はもちろん行わなければならない。

 さらに、実際に走り出してからも、たとえばアイドルバルブの不調やラジエータートラブルなどの対処もしている。もっとも大きかったのが、装備されていた社外品オルタネーターのボルトが飛んだ、というトラブル。しかしこれも、自身で交換して対処をしている。

 そんな作業を、こともなげに行えるのは、向井さんが整備士の資格を持っているからだ。走っていて気になるところがあった場合にも、自身でトラブルシュートを行うことができる。トラブルが大きくなる前に手を打つことができるというのは、ヤングタイマーからクラシックに差しかかる年式のクルマを維持するうえで非常に大切なこと。クルマの側からいえば、ありがたいオーナーといえるだろう。

◎BMW LIFE (af imp LIFEシリーズ) (CARTOP MOOK)

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