あえてフィアット500用のダウンサスをセット
そして一番こだわったのが、足まわりを中心とした乗り味のチューニングだ。ハル製のフィアット500用ダウンスプリング、ラゲッジルームと後席に補強用のバーをセットすることで満足できる結果になったという。
「乗りはじめたとき、足まわりが堅かったので、アバルト用ではなく、ハルスプリングのフィアット用のダウンスプリングを入れて、ちょっとしたボディ補強を施したらとても乗り味が良くなりました。純正形状でどれだけやれるのか、っていうのが自分の中にあったのでダンパーは純正の低走行の物に交換しています。これで自分の思ったような乗り心地になって、リアが跳ねるのが抑えられました。サーキットやワインディングとかの切り返しはストロークしすぎてしまうと思いますが、首都高の継ぎ目のような場面で安定して走れるようになって、怖さが減った感じです」
現状の足まわりには自分の中では完結した感があるとのことで、今後は今の足まわりから卒業して、車高調でレベルアップしていこうと考えているそうだ。