楽しくドリフトするためにやっておくといいこと
ここまでは、PVCドリフトのベース車両選びと必要と言われているチューニングを紹介してきました。ここからはPVCドリフトを行ううえでオススメする推薦チューニングを紹介していきます。
まずはスポーツ走行の基本であるバケットシートの装着。PVCドリフトは限界が極端に低い車両をスライドコントロールするため、身体のセンサーが非常に重要となります。そのため少しでもセンサーを敏感にするため、横Gでも身体をしっかりホールドするためのバケットシートの装着がオススメです。
次に小径ステアリング。これは33Φ以下がオススメと言えます。PVCドリフトは素早いステアリング操作が重要なポイントのひとつであり、セルフステアを待っているようではスピンしてしまいます。素早いステアリング操作を行いやすくするためにも、小径ステアリングがオススメです。また、小径ステアリングにすることで、室内空間が狭い軽自動車でも腕を動かすスペースを確保しやすくなります。
より高い速度でドリフトするのであれば、車高調なども有効なパーツとなりますが、PVCドリフトをする上で必須やオススメなチューニングはこれだけ。これに加えて機械式LSDやパワーチューニングなどが必要となってくる通常のドリフトと比べると、PVCドリフトはかなりリーズナブルにドリ車を作ることが可能なのです。