シビックのもつスポーティさをさらに強調
ハイブリッドでありながら、爽快な走りを楽しめると評価の高いホンダ シビックe:HEVをベースに、スポーティなスタイルをまとったのが、ホンダアクセスが手掛けた「シビックe:HEV スポーツコンセプト」である。
ガソリンエンジン車用をベースにアレンジ
爽快な走りを想起させるプレミアムクリスタルブルーメタリックのボディに合わせたグロスブラックのエアロパーツは、すでにシビック用としてリリースされているものよりもスポーティな造形。タイプRほどの刺激はいらないが、スポーティさが欲しいと考えるユーザーにぴったりだ。
今回はフロントとサイドのロアスカートを新規製作して装着。そのほか、リアウイングにはタイプR用のオプション品としてすでにリリースされている「実効空力デバイス」として評価の高いシェブロン形状(ウイング裏側のギザギザ)を採用したものを搭載する。ただ、タイプR用のものをそのまま流用したのではなく、ウイングの足部分は新たに製作している点にも注目だ。
これらのアイテムは現時点では参考出品で、反響次第で市販化も視野に入れているそうで、気になる人はぜひ購入したい旨を伝えてほしいとのこと。もちろんe:HEVだけでなくガソリンモデルにも装着可能なので、1.5Lガソリンモデルのシビックを往年のSiやSiR風味にしたい人は必見だ。
話題のSUVも特別カラーでスタイリッシュに
もう1台のプレミアムクリスタルブルーメタリックは、2023年4月に発売を予定しているZR-Vのホンダアクセス仕様となる。
こちらの車両に装着されているのは、純正アクセサリーのコーディネートである「プレミアムスタイル」として設定されているものと同形状のもの。だが今回はショーモデルということもあって、エアロパーツやホイールをグロスブラックで統一している点が大きな違いだ。
現時点ではグロスブラックのカラー設定はないものの、こちらも反響次第ではラインアップされる可能性があるそうだ。こちらも気になっている人はその声を届けてみてはいかがだろうか。
それ以外のポイントとしては、リアに装着されている「e:HEV」のエンブレムがブラッククロームのものにさりげなく変わっているのも注目点である。もともとホンダのオプションアイテムとして「ブラックエンブレム」というものは存在していたが、なぜか現状では車名とホンダの「H」マークのみの設定。e:HEVのブラックエンブレムは存在しておらず、統一感を出せないという悩みがあった。
e:HEVオーナーであれば気になっているであろうアイテムのひとつであることは間違いなく、こちらも市販化を熱望したいところだ。