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車中泊OK! ダイハツ「タフト」をアゲ系アメリカンに。オーナーが四国お遍路3周するほど快適仕様でした

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TEXT: WAGONIST編集部  PHOTO: みやたかつみち

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USカスタムのノリをタフトに注入!

2023年2月10日からインテックス大阪で開催されている「大阪オートメッセ2023」。数ある車両のなかから紹介するのは「C.S.BASE CUSTOMS」のブースに展示されていた、ダイハツ・タフトだ。車高は純正よりも40mmアップさせ、シルクロード製のリフトアップキットを使用したイマドキのアゲスタイルだ。

全体的なコンセプトはUS仕立て。ワンオフのノーズブラやピンストライプを描いてもらって雰囲気付けしたそう。またボディサイドにはUSメイクで人気である金箔があしらわれており、プレーンになりがちなサイドセクションに変化を与えている。ピンストライプやゴールドリーフ以外はDIYによる施工が多いそうで、フロントバンパーは純正のカラード部分をペイントによりマットブラックバンパーに変更。下まわりにアルミ製の縞板をDIYで設置し、タフなイメージを演出している。

車中泊ができる快適仕様のコーディネイト

もうひとつ注目したいのが内装のコーディネイトだ。車内は車中泊も可能で、後部座席からラゲッジはホームセンターなどで売られているシート状の壁紙などを使いウッドにリメイク。オトナの隠れ家のような空間を演出している。この空間では作業をしたり、食事がとれるなど使い勝手が良いようになっているのも特徴だ。

さらに見た目の演出だけでなく、内張りをバラしてクルマ用のスポンジ製断熱材を配置し、車内でも快適に過ごせるようバージョンアップした。また後部座席の窓にはファンを2基備え、吸気と排気をコントロール。電力にはクルマのバッテリーを使わず、モバイルバッテリーでまかなうなどの工夫が凝らされている。昼の走行時にはモバイルバッテリーを充電し、夜の車中泊時にはその貯めた電力を使う。そのサイクルでも十分電力はまかなえるそうで、断熱性も効いているから実際に冬場でも室内は過ごしやすく暖かい。

オーナー自身はカスタム以外にも四国の寺を巡るお遍路旅が趣味のひとつ。こうして快適になったタフトで車中泊をしながら、今まで八十八か所の霊場めぐりを3周もこなしてきたそうだ。

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