大阪オートメッセにラジコンカーの猛者たちが集結
タミヤといえば模型マニアならずとも、広く多くの人に知られている世界的なモデル・メーカー。そんなタミヤも関西最大級のクルマの祭典「大阪オートメッセ」の常連組で、2023年2月10日〜12日に開催された今年も会場の1号館に大きなスペースを展開していた。
「タミヤグランプリイン大阪オートメッセ」が開催
タミヤのメインイベントは「タミヤグランプリイン大阪オートメッセ」と銘打たれたラジコンカー（RCカー）による本格的なレース大会。レースの開始時間が近づくと、関西エリアを中心に各地から集まった多くのRCカー・フリークが続々と会場にやって来た。
レースはツーリングカー、バギーなど、いくつものクラスに分けられており、複数のマシンでいくつものレースに掛け持ちで参加する強者も。それぞれのクラスで予選・決勝が行われ、参加選手たちがそのドライビングの腕を競った。
レースの順番を待つ間、選手たちは自慢の愛車のセッティングに余念がなく、その表情は真剣そのもの。その熱気は実車レースのパドックを連想させるほどだ。
このタミヤ主催の「タミヤRCカーグランプリ」はほぼ毎月、全国各地で開催されているので、興味のある向きは同社のウェブサイト「タミヤRCカーイベント 総合案内」でご確認を。
https://www.tamiya.com/japan/rc/event/tamiyagp.html
お子さまたちもRCカーを体験
また、ラジコンカーやプラモデル、さらにアパレルなどのタミヤ・グッズがずらりと並べられた物販コーナーにも多くのファンが詰めかけ、思い思いに買い物を楽しんでいた。一般的に本格的なラジコンやクルマのプラモデルといえば、もちろん自分で組み立てるものが主流ではあるが、昨今タミヤからは組み立て完成済みのRCカーや、ミニカーのようにメーカー自身の手で仕上げられた完成済みプラモデルなども発売されており、モデル趣味の入り口を広げることに一役買っている。
今回の物販コーナーでも、通常のモデル以外に多くの組み立て済み完成モデルのRCカーやプラモデルを展示した。また、おもにファミリー層に向けたRCカー無料体験コーナーも終日を通して盛況で、こちらも順番待ちの多くのファンで賑わっていた。