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カッコイイだけじゃないトヨタ「ランドクルーザー70」が「大阪オートメッセ」に登場! 安全性もプラスした「モトレージ」のメニューとは

ランドクルーザー70

タフなイメージのフロントバンパー。ウインチがセットできるようになっている

安全性を考慮した実直なカスタマイズ!

2014年8月にトヨタ「ランドクルーザー70シリーズ」の発売から30年を記念して、期間限定(2015年6月まで)で発売された70シリーズ。その70シリーズ(GRJ76)をカスタマイズし、「大阪オートメッセ2023」内で脚光を浴びていたのが兵庫県神戸市の「モトレージ」だ。アゲ系カスタムがブームのいま、どのようなカスタムが施されたのだろうか。

外装パーツはほぼオリジナル

マッシブなこの70シリーズは前後バンパーやオーバーフェンダーなど、外装パーツはほとんどがモトレージのオリジナルパーツを装着。サスペンションキットも同店のオリジナルで、4.5インチのリフトアップが施されている。オーバーフェンダーやバンパーなどはラインXによる塗装でマッシブに仕上げていることもさることながら、安全性や機能性などもしっかりと考慮されてカスタマイズされているのがポイントだ。

フロントバンパーはウインチが装着できるように考えられており、サイドシルガード&ステップはボディに装着するのではなく、フレームに取り付ける方式を採用。悪路走行時に下まわりに岩が当たってしまう状況になったとしても、修理に手間が掛かるサイドシルがダメージを受けないように工夫されている。車高をアップさせると、右左折時に人がボディの下側に入り込んでしまったり、後輪に巻き込んでしまう危険性が生じるが、それらの事故を未然に防止する意味合いも兼ねている。

またオリジナルのリアバンパーはタフなイメージのデザインにも注目したいところではあるが、それだけでなく夜間に他車から自車の車幅感覚が掴みやすいよう、ウインカーやストップランプ、スモールランプを純正に比べて外側に配置しているのも注目ポイント。写真だけを眺めると見た目のマッシブさに目を奪われがちだが、安全性や車検、そして機能性までしっかりと熟慮され、安心して乗れるようにカスタマイズされているのが、モトレージの真骨頂だ。

遊び心を忘れないオシャレなコーディネイト!

その上で、ルーフボックスはボディ同色にコーディネイトし、神戸の街並をイラストで再現。装着したパーツのロゴをかたどった迷彩柄ステッカーを、3列目横の窓に配置するといった遊び心も忘れていない。また背面タイヤ部分には濡れた水着やゴミなども保管できるARBのトラックパックを背負っているのもオシャレ。悪路で遊べて、キャンプに行けて、そして普段も快適に乗れてこそ、ランクルは味が出る。そこに安全性とカッコ良さを加えてコーディネイトするあたり、さすがランクルのエキスパートと呼ばれるだけの仕事内容と言えるのだ。

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