アウトドアを意識したモデルが多数展示
大阪オートメッセのスズキブースでは、「ぼくらは遊び心でつながれる」をテーマとし、スズキ純正のアクセサリーパーツでコーディネートされた車両たちが展示された。昨今のアウトドアブームを受けて、快適に車中泊ができるディーラーオプションを紹介しよう。
ルーフラックにアウトドアを載せると可能性が広がる
なかでも昨今注目度の高まっている車中泊仕様として、4人が車内で寝ることができるベッドキットなどを備えたエブリイワゴンは注目を集めていた。このベッドキットは2段ベッド式となっており、上下に2人が寝ることができるもの。
上段の耐荷重は160kgと大人2人が寝ることも不可能ではないものとなっていた。リアに備わるカーテンキットやタープセットを組み合わせ、ルーフラックにアウトドアギアを積載すれば、家族4人でのキャンプも楽々こなす実力を兼ね備えている。
なにより特筆すべきはこれらのアイテムは、すべてディーラーオプションとして購入することが可能。一部のアイテムを除いて3年6万kmの保証が付くだけなく、車両購入時には車両のローンに組み込むことができるため、車両購入後に別途まとまった出費を覚悟しなくてもいいという点もメリットと言えるだろう。
ディーラーオプションは販売店でリクエストを出すと追加の可能性も
ちなみにディーラーオプションのアイテムはその車両が登場してから大きな動きがないようなイメージがあるかもしれないが、じつはつねに情報収集を行っている。一部改良やマイナーチェンジのタイミングで、オプションアイテムのラインアップの増減がなされることもあるそうだ。
そのため、もし「こんなディーラーオプションがあったらうれしい」という意見があれば、販売店を通じてリクエストを出してもらえれば、もしかしたら次の改良のタイミングで追加できるかも……とはスズキスタッフの談である。
それ以外の展示車では、ももいろクローバーZのメンバーとのコラボで作り上げたスペーシアベースの車中泊&キャンプ仕様やカフェ仕様車のほか、ハスラーやクロスビー、スペーシアギアなどのアクティブなユーザーから支持を集めている車種をラインアップ。
また車中泊系YouTuber「チキチキバンバン」のふたりによるトークショーなど、アウトドアレジャーを楽しみたいと考えるユーザーにもってこいのブース展開となっていた。