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アルファ ロメオ初のハイブリッドは524万円から。「トナーレ」以降の顔は「SZ」風になることが決定!?

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TEXT: iconic  PHOTO: Stellantisジャパン

先進運転支援システムも標準装備

インテリアはスポーティなブランドイメージを体現する、ブラックを基調としたドライバー中心のレイアウト。最新インフォテインメントシステムや、ブランド初の採用となる車載通信モジュールの標準化もポイントだ。

ナビには、使い勝手がよくオンライン機能も備えた、アイシン製のシステムを導入した点は朗報といっていいだろう。通信モジュールにより、スマートフォン専用アプリ(マイ・アルファ・コネクト)やweb専用ポータルサイトを介して、ナビ設定や車両コンディション、自車位置情報などが確認できる。また、ADAS(先進運転支援システム)といった先進運転支援システムも標準装備としている。

センターメーターには、中央部にナビ画面などを表示できる、12.3インチのデジタルクラスターメーターを採用。ダッシュボードには各種操作を直感的に行える10.25インチのタッチスクリーンが備わった。

アルファ ロメオ トナーレのメーター

日本市場ではFFのみのラインアップ。スタンダードモデル「Ti(524万円、消費税込、以下同)」と、台数限定でレザーシートなどを備えた導入記念モデル「エディツィオーネ・スペチアーレ(578万円)」の2モデルがまずは導入された。さらに、2023年2月10日には販売の中心となる新グレード「ヴェローチェ(589万円)」を追加設定した。

ヴェローチェは、エクステリアにダーク加飾のフロントグリルやフロント/サイドスカート、リアバンパー、レッドのブレーキキャリパーなどを装着し、よりスポーティなスタイルに。インテリアではナチュラルレザーシートやharman/kardonプレミアムオーディオシステム(465Wアンプ)などを備え、スポーティかつラグジュアリー感を演出しているのが特徴だ。

AMWのミカタ

ちなみにモデル名の「トナーレ」とは、アルプスを望むイタリア北部のスイス国境にほど近いトナーレ峠に由来している。上位機種の「ステルヴィオ」がロンバルディア州北部と南チロルとを結ぶ峠であるので、同様のネーミングということになる。

もちろん、車格は峠の標高にも準じており、ステルヴィオ峠は2757m、トナーレ峠は1883mである。

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