日本のアフターパーツ業界にとっても新たなチャンス
実際、今回のOAMのNMAAブースではLED関連のパーツや塗料製品、ステッカー製品、インテリア、アパレル関連の商品展示が行われ、インドネシア製品のクオリティの高さをアピール。さらに地元のYouTuber数人も連れてきて、積極的に自社ブースも含めOAMの模様をインドネシアに配信していた。
すでに現時点でも、日本のカスタムビルダーとの提携など日本との関係を深めつつあるインドネシアのアフターマーケット業界。彼の地からのパーツ輸入だけでなく、日本からのパーツやカスタムスタイルの輸出など、お互いの協力体制は今後さらに大きなものとなってくことだろう。
「これから日本人の方にインドネシアの状況を一度見てもらって、イベントにも来ていいただき、インドネシアに興味を持ってもらいながら、日本にもインドネシアのカスタムスタイルを拡げていければと考えています」
と語ってくれたアンドレ氏。日本車を愛好する人が多いインドネシアが日本のアフターパーツ&カスタム業界にとって大きなブルーオーシャンであるのは言うまでもなく、ユーザーレベルでも交流が広がっていくことで、新たなカスタムカルチャーが生まれていくはずだ。