女性目線で仕立てた軽キャンパー
軽バンやコンパクトバンをベースに実用性に優れた魅力的なキャンパーを造るビルダーとして知られる「メティオ」は、「Rakuneru(ラクネル)」というブランドでキャンピングカーを展開している。このラクネルの軽自動車をベースにしたモデル展開は、「ラクネル・レスト」(エブリイ、ハイゼットベース)、「ラクネル・バンツアー アトレーVer.」(アトレーベース)などがあるが、女性ならではの感性で「ハイゼットカーゴベース」をキャンピングカーに仕立てた「ラクネル・リリイ」が新たにラインアップに加わった。
若いユーザーをターゲットにした値付け
女性ユーザーを意識したポップで明るい印象を与えるコーディネイトが特徴の「ラクネル・リリイ」。今回、メティオは若いユーザーに便利で快適なキャンピングカーのある豊かなライフスタイルを楽しんでもらいたいという想いから、最もスタンダードなモデルを200万円を切る191万円(消費税込)で販売を開始した。
すでに好調な売れ行きで、若者達からカワイイ、お洒落、思っていたよりも広い、友達との旅行が楽しめると評判だ。
現在、様々なモデルが登場する新しい分野として脚光を浴びている軽キャンパー業界。実のところ、しっかり作り込まれたキャンピングカーで100万円台で購入可能なモデルはほとんどない。そういう意味でもラクネル・リリイは注目すべきモデルである。
100万円台の軽キャンパーだから、その作りもチープかと思われがちだが、メティオはこだわりのキャンピングカー専門ビルダーである。その作り込みに妥協という言葉はない。
ハイゼットカーゴの広い室内を有効活用するために考案されたのが、軽量で頑丈なアルミフレームだ。荷室全体に3Dアルミフレームを渡して、専用マットを敷くことでソファにもなり、フルフラットのベッドにもなる。そのアレンジは多彩で、中央に専用テーブルをマウントできるので、これを展開すれば軽キャンパーでは珍しい対面対座ダイネットも作り出せるのが大きな特徴だ。