オーナーのX JAPAN愛で生まれたYOSHIKI仕様はRX-7とNSXのコラボ!?
もう1台のブラックはROCKSTAR×YOSHIKIのロゴが懐かしい2009年スーパーGTのGT500クラスに参戦した「ROCKSTAR童夢NSX」のオマージュ。この年はロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIをチームのエグゼクティブ・アドバイザーに迎えたことで、スーパーGTが盛り上がったことが記憶に新しい。X JAPANの大ファンであるオーナーにはこれしかないと提案。即快諾を得て、着手したという。
ヘッドライトを半目にしているのはNSXらしさを出すためで、攻撃的なスタイルを演出。エンジンルーム内とリアにはフラッシングするストロボを仕込み、音響システムも構築。イベント会場では音楽とストロボを連動させてアピールする作戦だ。
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また、全車に共通のテーマとして、今回はラッピングでどこまで新しいカスタマイズができるかを追求したそう。ボディはもちろんだが、エンジンルームにラッピングを活用したドレスアップはこれまでになかったもの。コストを抑えながら何度も着替えられるこの手法はラッピングの素材、技術が進化したゆえに成し遂げられたといえる。
今後の主流になる可能性ありのラッピングカスタムを含めて、圧巻と言える3台のモディファイをあらためて紹介したい。