有観客開催で盛り上がること間違いなし
愛知県の東端、静岡県との県境に位置する新城市で行われている新城ラリーが2023年3月4日〜5日に開催される。新城ラリーは2004年にJAF中部・近畿ラリー選手権の一戦として開催されてから、2023年で20回目を数えることとなった。開催を目前に控えた2月19日（日）、名古屋市で「新城ラリーパレード in 名古屋」が行われた。
約2時間のパレード走行でファンを魅了
イベントは、新城ラリーをPRするために企画され、久屋大通公園のシバフヒロバでラリーカーの展示とラリーファンミーティングを開催。その後、名古屋市内中心部をラリーカーが走行するパレードが行われた。
このラリーカーの出発式には、大村秀章愛知県知事をはじめ、開催するふたつの市から、下江洋行新城市長と山本公徳岡崎市副市長が参加。さらには、名古屋を中心に活動している「BOYS AND MEN」のメンバーのひとりである勇翔さんも参加し、出発の合図のフラッグを振りラリーカーを見送った。
午前11時に、久屋大通公園から市内へのパレードをスタートしたラリーカーは、名古屋中心部となる、栄や名古屋駅周辺を通り、約2時間かけて愛知県庁までたどり着き、パレード走行を無事に終えた。
新城ラリー2023ではヤリ-マティ・ラトバラ氏のデモランも行われる
今回20回目の記念大会となる2023JAF全日本ラリー選手権第2戦「新城ラリー2023」は、コロナ禍を経て3年ぶりの有観客開催となる。メイン会場の県営新城総合公園では、TOYOTA GAZOO Racing WORLD RALLY TEAMからWRCに参戦している勝田貴元選手（GR YARIS Rally1）とヤリ-マティ・ラトバラ氏（トヨタ・セリカGT-Four ST165）によるデモランが行われる予定だ。また、トヨタ自動車の豊田章男会長がトークショーに参加したり、もちろんサービスパークで間近にラリーカーを見ることが可能。
さらに新城ラリー2023では新たに隣接する岡崎市で、ラリージャパン2022でも設定のあったNUKATA SSが加わって、新しい新城ラリーとなりそうだ。