ディスプレイオーディオや車載Wi-Fiルーターでもオンラインの世界が広がる
ほかにもディスプレイオーディオの新製品「DMH-SF500」や、車載Wi-Fiルーターの単品「DCT-WR100D」も展示していて、クルマにWi-Fiがあることの楽しさや便利さを紹介。
DMH-SF500は従来の「DMH-SF700」の弟分で、DMH-SF700ではハイレゾ音源のネイティブ再生が可能だがDMH-SF500ではダウンコンバートしての再生になるなど、やはりクオリティはDMH-SF700のほうが一段上なのだが、DMH-SF500にはWebLink対応という強みがある。スマホの画面をカーナビに映し出して、ディスプレイオーディオのモニターでもスマホでもタッチパネルで直接操作できるのだから、ものすごく使い勝手がいい。
その隣のNP1ブースでは、まったく新しい音声のみのカーナビ+ドライブレコーダーのNP1をデモ。こちらもWi-Fiを搭載しオンラインで動作するわけだが、地図を使わず音声と会話だけで案内するだけに、従来のカーナビとは違い「〇個先の信号を左方向です」という具合に、よりわかりやすい案内をする。この案内は新しい楽ナビにも採用されている。
* * *
このようにクルマWi-Fiによって、車内でのエンターテインメントは大きく様変わりしそうな予感。その流れをいち早く切り開いているのがカロッツェリア/パイオニアなのである。