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「ヤキマ」の新作ギアが「OAM2023」に登場! 野外料理に便利なストーブやサイクリストに嬉しいアイテムとは?

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

  • ヤキマのブース

  • オーブンレンジ
  • ヤキマのブース

カスタムカー以外にもオートキャンプ向けアイテムが多数登場

2023年2月に開催された「OAM2023」。盛り上がりが続くアウトドアのブームを象徴するのが、アメリカ生まれの有名ブランド「ヤキマ」のブースだ。定番のルーフボックスやルーフトップテントに加え、今年はオートキャンプ向きの新製品が続々と登場した。

冬キャンプでも手軽に使えるコンロは必見

まずは「クックアウトキャンプストーブ」で、燃料はアメリカでは主流となっているプロパンガスを使う。国内で流通しているCB缶やOD缶のガスより低温に強く、冬キャンプでもドロップダウンせず強力な火力を発揮してくれる。

ボンベとの接続部がアメリカ規格のため、別にアダプターを用意する必要はあるが、ガソリン式バーナーのようにポンピングや燃料を抜き取る手間もかからない。キャリングハンドルを備え持ち運びもカンタンで、2万2800円というプライスだ。

キャンプでの楽しい食事で強い味方になるアイテムも

続いての「オープンレンジ」は大容量かつ堅牢なコンテナで、最大の特徴は今までありそうでなかった横開きタイプであること。内部は2段に仕切られカトラリーを出し入れしやすく、キャンプに持ってくることを忘れがちな栓抜きも付属する。ドリンクホルダー付きで9万9800円だ。

オーブンレンジ

調理に欠かせない「サイドテーブル」はウッドとメタルの2種類があり、折りたたみ式のシンクをはめ込みできるため使い勝手はバツグンである。さらにまな板もセットで、2万2800円。

アウトドアアクティビティを楽しむための頼もしい味方も新作が登場

次は新製品の「スイングベース」と併用する3つのアイテムを紹介する。283Lの大容量を誇るカーゴボックス「ギヤロッカー」はデッドスペースが少ない形状に加え、同じくヤキマのアイテム「ギヤトート」で使いやすいよう自由にレイアウトできる。サイズは横152cm×縦58cm×高さ40cmで価格は6万9800円だ。

2台の自転車を搭載する6万8800円の「ダブルアップ」は、車内スペースを犠牲にしないのがメリットである。ウインタースポーツに欠かせないのが「スノーバンク」で、スキー5組またはスノーボード4枚を搭載できて4万1800円だ。

以上の3アイテムを使うために必要となるスイングベースは7万9800円で、最大90度に展開できるためテールゲートの開閉を妨げず、何も牽引しないときはコンパクトに折りたためるのもありがたい。オートキャンプの本場アメリカで生まれた数々のアイテムは、アウトドアライフをより豊かに彩ってくれるはずだ。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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