細かい仕様をさらに詰めたうえで2024年初頭に発売予定
「ペリフェラルポートの弱点であった水漏れの対策も目途が付き、ハイパワーで折れてしまうダウエルピンの加工&本数増しなど、技術的な進化で納得できるものができる目途が整いました」
「エンジンについてはそのままでもパワー/トルクともに満足いただける仕様だとは思いますが、内部の加工は必要最低限。モアパワー分、セッティングなどについてはチューナーさんにお任せしようかと考えています。あくまでも、チューニングカーとして楽しむための素材の提供ですね。価格は150万円くらいを予定しています」
今後は実走テストを行い、エンジンベンチなどを含めて検証。仕様を細かく詰めたうえで2024年の東京オートサロンで正式に発表する予定とのこと。エンジン加工の時間を短縮し、最適なチューンドベースエンジンが手に入るRSパンテーラのプロジェクトは、全国のロータリー車オーナーに光を与えるものだ。