今乗っているクルマにも後付けできる急発進抑制装置
アフターマーケットメーカーの試乗コーナーは、基本的にアクセルの信号をバイパスして制御する方式(その他にも総合的な制御がなされる)の急発進抑制装置の同乗試乗。ドライバーが急発進をシミュレートしたアクセル操作を行っても、エンジンの回転があがらず急発進しない状態(アイドリング回転はしているので多少のクリープはある)を実際に体験することができた。
同じ急発進抑制装置でも、学習モードであったり5段階のモード設定であったりとメーカーの思想によって少しずつ違う点もあるので、同時にふたつのメーカーの動作を体験できたのは有意義だったことだろう。ちなみにこちらの試乗では、機能が付加された新車を購入する予定はないが、急発進抑制装置に興味があるという一般ユーザーの試乗も多かったようだ。
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連日のようにニュースで流れる運転操作ミスによる自動車事故は、高齢ドライバーはもちろん、若年層でも起こりうる身近なリスクだ。まずは最先端のサポカーの機能を実際に体感することで、今後のクルマ選びにも大いに参考になるだろう。近くでサポカーの試乗会が開催されたら、ぜひ一度は参加してみることをお勧めしたい。
■経済産業省の「サポカー」ホームページ
https://www.safety-support-car.go.jp