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フィアット「500X」をDIYでオバフェン仕様に!「レネゲード」用パーツで唯一無二のアゲスタイルが斬新です

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

140台限定の「500Xイエロークロス」をワイルドにカスタム

ファッションの世界では服を自分だけのスタイルで「着こなす」センスのいい人がいるものだが、それはクルマの世界にも当てはまる。2016年式のフィアット「500Xイエロークロス」に乗っている我妻 涼さんもそのひとりだ。

自分だけのスタイルを追求して、ほぼDIYで作業

写真を見れば一目瞭然だが、我妻さんの愛車はどのアングルから眺めてもカッコイイ。かなりイジっているので、ユーズドカーを買ってモディファイしたのかな? と思っていたら、そうではなく、2016年に新車を買ったのだという。以前はアルファ ロメオの「ブレラ2.2」に乗っていたそうだ。

「自分の好きなようにイジっています。いわゆる我流ですね。人とカブらない感じにしています」

とは我妻さんのコメントで、その言葉が物語るように500Xイエロークロスは個性の塊であった。この日のイベント「FIAT & ABARTHでビーナスラインを走ろうの会 秋の陣 2022」にブースを出店していたスペシャルショップの代表も、我妻号のディテールを隅々までチェック。気になった部分をスマホで撮影していた。

もしかすると、そのうち似たようなモディファイを愉しむことができるフィアット500X用のパーツがリリースされることになるのかもしれない。

兄弟車「レネゲード」用のキットでリフトアップ

我妻さんに自慢のポイントをお聞きしたら、リフトアップとオーバーフェンダーだと回答してくれたが、わざわざインナーフェンダーを切ってLT265/50R20サイズのタイヤを入れているなど、注目すべきポイントがたくさんあった。

なんといっても車高が上がっているところが最大の魅力なのだが、500Xの兄弟車(プラットフォームを共用)であるジープ「レネゲード」用のパーツを使ってリフトアップしたそうだ。ホイールはクリムソンで、フロントに装着されたアニマルバーはワンオフ物かと思ったが、イタリアのMISUTONIDA製の500X用とのこと。

そもそもフィアット500Xは、「チンクエチェント」の愛称で知られるフィアット「500」をイメージさせるデザインのコンパクトクロスオーバーSUVだが、やはりアーバンスポーツとしての性格が強く、リフトアップするオーナーは僅少だといえる。2022年11月29日に新しいエクステリアデザインにフェイスリフトして、さらにその傾向が強くなったといっていい。

そのような状況ではあるが、我妻さんの愛機は良い意味で特異な存在。500Xをリフトアップしてワイルドな雰囲気に生まれ変わらせることを示してくれているので、フォロワーが現れることを期待しよう。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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