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大迫力の「GR86」と「フェアレディZ」の最新エアロは車検対応!「ガレージベリー」が「大阪オートメッセ」で初披露

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 高原義卓

プラス1のエクステンションパーツ追加でイメージ激変

RZ34より早く登場し開発が先行するGR86は、2023年仕様としてフロントフェンダー/サイドガーニッシュ(前後)/リアオーバーフェンダーが新たに追加されている。フロントフェンダーはインナーフェンダーから圧力を抜くために後方を大きく抉り取るようにカット。これにフローティングフィンを加えることで、レーシーな雰囲気と1度見ただけで印象に残るドレスアップ効果を両立している。

GR86のフェンダー

前後のガーニッシュとリアオーバーフェンダーはエクステンションとしてサイドビューのボリュームアップに貢献。装着することで、より立体感あるフォルムに仕立てることができる。

RZ34はグライドリップ/サイドステップ/リアウイング/フェンダートリムを、OAM2023に間に合わせて披露した。さらにプラス1として用意されたのが、リアサイドガーニッシュである。4点の交換ではスッキリ大人な印象だが、リアガーニッシュを添えることでサイドビューにボリューム感をプラス。また、ダクト形状として抜け感を与えることで、空力パーツ的なイメージも強調することができ、ありとなしでは大きくイメージが変わる。

フェンダーアーチの中央部を20mm下げローダウンを強調

オーバーフェンダー(RZ34はフェンダートリム)は、GR86&RZ34ともに車検対応の片側9mmに留めているが、フェンダーアーチの中央部を純正よりも20mm下げている。これにより、タイヤとフェンダーのクリアランスを狭め、視覚的にローダウンに見えるよう工夫。ローダウンを好むユーザーの気持ちをよく理解している。

ガレージベリーのエアロパーツはオリジナルのデザインに馴染んで違和感がなく、さらにエクストラパーツで衣替えするように装着したり、外したりすることでさまざまなスタイルを楽しめるのが魅力。また、素材もFRPと平織り/綾織り(RZ34のみ)のウエットカーボンの計3種類(GR86は2種類)が用意されており、その選択はじつに悩ましい。つまり、工夫次第でより個性が引き立つというわけだ。

日本を代表する2大スポーツカーのカッコよさをさらに昇華させる、ガレージベリーのエアロは必見である。

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