社外品の充実が第2世代GT-R維持のカギになる
問題はR34のSTD用である。N1よりも小型となるこのタービンは、社外品として同等サイズのモノが存在しない。仮にN1相当のタービンにそのまま置き換えたとしても、低中速でのピックアップが悪化して乗りにくくなるだけだ(タービンサイズに合った過給圧設定やECUのリセッティングが不可欠)。
よりパワーの出る社外タービンのほうがR34 STD用よりも安いというのはなんとも不可思議な状況である。R34 STD派のために、同等サイズの社外タービンの登場を切に願いたい。
(この記事は2022年6月1日発売のGT-R Magazine 165号に掲載した記事を元に再編集しています)