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壮大な雪景色の北海道を堪能! 競技と観光がミックスした「シバレルラリー2023」参加者の生声をお届けします!

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

シバレルラリーに過去最大の25台が参加

好天に恵まれ、2023年で3回目の開催となる「Shibareru Adventure Rally 2023(通称:シバレルラリー)」が、北海道の道北を中心に2月23日(木・祝)~26日(日)の3泊4日間で行われた。今回は初参加者も多く、過去最高の25台もが集まることとなった。ちなみに過去2回は第1回目が20台、そして2022年が17台という状況だった。レポートをお届けする。

ラリー界のレジェンドも参加

シバレルラリーの語源となるのは、寒さが厳しい北海道の方言で凍てつく寒さのことを指す「凍(しば)れる」を名称として使用したラリーレイドである。真冬の北海道を舞台に展開されるイベントで、主催するのは北海道をとことん知り尽くしたメンバーがそろっているビッグタンク。

夏にはノースアイランドラリーという2輪のラリーイベントを2014年から開催しているが、ラリーとしての形式をとりながら競技の要素を取り除いていっても十分冒険ができる、旅として面白い。道民として、夏の北海道ではなく、北海道の冬の魅力を知ってもらうために“2輪ではなく4輪で”ということで、このイベントを発案。真冬の北海道ならではの美しい風景や道を思う存分楽しめる機会となっている。

北海道で開催されたシバレルラリー2023

パリダカ(現:ダカールラリー)やアジアクロスカントリーラリーにも出場している青木拓磨選手をはじめ、同じくパリダカでは日野レンジャーを駆って参戦してきたラリー界のレジェンドである菅原義正選手や、トヨタ ランドクルーザーで市販車部門優勝を何度も経験してきた三橋 淳選手といったトップラリーストも参加している。だが、敷居は極めて低い。

「冬の北海道」をコマ図ラリーで観光

シバレルラリー2023初日は昨年同様新千歳モーターターランドに集まり、まずここでの雪道慣れと1本目のSSが行われた。そのSSが終われば各自それぞれのペースでコマ図を頼りにルートを進んでいくことになる。

このラリーは、北海道を知り尽くした主催者が、ぜひ見てほしいと思っている「冬の北海道」を、コマ図ラリーというカタチで提供してくれるもので、各日250kmから300kmほどの移動をすることとなる。ルートガイドには各日の簡単な観光ガイドも添えられており、コマ図通りに走れば、今まで見たことのなかった、そしてこのラリーでしか味わえない景色や体験が可能というのがウリである。

といいつつも、その主催者が用意したラリーのコマ図を最大限尊重しながらも、なかには、冬の北海道ならではのグルメに走ったり、なかなか冬に訪れることのない観光スポットに立ち寄ったり、思い思いのペースでラリーを進めていく。もちろん今回初めて参加する面々にとっては、最初は少し戸惑う様子も見られたが、3泊4日というのんびりしたスケジュールもあり、日々のラリーの土産話や食レポを聞きながら、毎日頭をフル回転させて、ルート上のポイントをチェックするようになっていった。

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