参加者のコメント
参加者の年齢層は比較的高め。もちろん会社を退職して時間が自由に取れる、という方も多い。ただ、それ以外でもこのコロナ禍で常態化したリモートワークを有効活用してラリーに参戦する面々もいる。必要なのは、人生をもっと楽しみたいという気持ちなのだと思う。参加者の声をお届けしよう。
#812 チーム「株式会社田口」:田口 大さん&南さん スズキ エブリィ
現在自転車屋に勤務しているという田口さん。自身にとって人生初の愛車を手に入れたことをきっかけに、このクルマで出られるイベントはなにかないかと探していたそう。そのとき、自転車イベントの「ブルベ」みたいだと思ったのがシバレルラリーであった、という。
そしてオーナー歴が満一年となったタイミングで初参戦。現地では、リエゾンの途中で積んできた自転車を下ろしてサイクリングも楽しんだという。シバレルラリー初参戦にしてもっとも楽しんだということで、アドバイザーの青木拓磨選手より賞品が贈られた。
#810 チーム「Bivouac所沢×OGUshow」:大塚正樹さん&小栗伸幸さん トヨタ ハイラックス
元バイク雑誌編集者で、現在はエアガンショップ「ガンスミス バトン」などを経営する大塚さんはこれまでシバレルラリー全大会に単独で参加してきたが、そこにコ・ドライバーとして初参加したのが、元モトクロスライダーで、キャンピングカービルダーである小栗さん。
小栗さんは、もともとは寒いところは嫌いということで冬の北海道など行きたくないという人だったが、自分のクルマを作って持ち込みたいという、自身が参戦するための下見としての参加。主催者が見せたかった景色を実際に見て、ルート上を走っていれば守られているという安心感もあり、こんな楽しい経験ができるなんてすばらしい、と語ってくれた。
#459 チーム「ODYSSEY」:渡辺延幸さん&長居繁樹さん 三菱デリカD:5
こちらもシバレルラリー初参加の渡辺さん。バイク乗りで、ビッグタンクが主催するノースアイランドラリーに参戦してきたが、ドライブも好きということで参戦を決意。当初はひとりで来るつもりだったが、たまたま食事をしている際に話をしたところ参戦したいとなり、長居さんをコ・ドライバーとして引き込んだそう。
とはいってもコマ図ラリーも知らない長居さんにレクチャーをしたり、参戦のためにデリカD:5を購入したり、と準備を重ねての参戦だったという。そして無事に4日間を走り切り「メチャクチャ楽しかった。来年もぜひ出たい!」と、早くも一年後の計画に余念がない。