ビックネームとのコラボと共にショーを飾った「プロジェクト モンドG」
メルセデス・ベンツはモンクレールとコラボレーションしたGクラスベースの「プロジェクト モンドG」を、ロンドンでのモンクレールのショー「The Art of Genius」に登場させました。ダウンジャケットをまとったGクラスとは一体？
両ブランドがオシャレに融合
メルセデス・ベンツはイタリアのラグジュアリーブランドであるモンクレールとコラボレーションしたGクラスベースの「プロジェクト モンドG（PROJECT MONDO G ）」を、ロンドンでのモンクレールのショー「The Art of Genius」に登場させた。
メルセデス・ベンツは、モンクレールが行っているクリエーターやアーティストなどとのコラボレーションプログラム「モンクレール ジーニアス」に参加。プロジェクト モンドGは、「Art of Imagination（想像の芸術）」というテーマで、今回のショーに登場した。ちなみに、モンクレール初の自動車とのコラボレーションとなるとのことだ。
モンクレール ジーニアスは2018年にスタートした、モンクレールがコレクションにおいて、アーティストや企業などとコラボレーションするプロジェクト。
「ひとつのメゾン、異なるボイス」をコンセプトに、今回のショーではメルセデス・ベンツだけでなく、藤原ヒロシ氏のFRGMTやJAY-Zのレーベル、エンターテインメント企業であるロック・ネイション、アディダス・オリジナル、パーム・エンジェルズのほか、アリシア・キーズやファレル・ウィリアムス、サレヘ・ベンバリー、リック・オウエンスというビッグネームがコラボレーションしている。
Gクラスとパファージャケットを融合させた
メルセデス・ベンツが、アイコニックなGクラスとモンクレールの特徴的なデザイン要素を融合させたアート、と謳うプロジェクト モンドG。Gクラスにモンクレールを代表するパファージャケットをまとわせることで、Gクラスの角ばったデザインとキルティングテキスタイルの柔らかく流れるようなラインが、華々しいコントラストを生み出したという。
キルティングテキスタイルの“パファージャケット”はボディ上部とタイヤに着せられており、ボディのジャケットには汎用性と多様性を表現したというジッパーも付いている。ボディサイズは全長4.6m、全高2.8m、全幅3.4m（タイヤを含む）、車両重量は2.5トンとなる。
ラグジュアリーなエスプリに満ちていた
モンクレールの「The Art of Genius」は、ロンドンの2023年2月20日夜にオリンピア・ロンドンで開催。ロンドン・ファッションウィークを締めくくるショーとなった。ショーにはプロジェクト モンドGを含め、9組のコラボレーションが登場し、様々な“ボイス”がショーを彩った。