『VIPSTYLE』の表紙に選ばれたレクサス「LS460」
VIPカー乗りの愛読書である『VIPSTYLE』の表紙に選ばれた経験を持つレクサス「LS460」(USF40)。とても渋いカスタムを施しているが、そのクルマの中から降りて来たのは、驚くことに小柄で可愛らしい女性オーナー“愛サン”だった。
自分だけのボディカラーにこだわる
年齢はヒミツとのことだが、18歳の頃にカスタム系のクルマ雑誌を読んで「セダンに乗りたい」と思ったのが、クルマをカスタムするきっかけだったと話す愛サン。女性らしいリメイクよりは、落ち着いた雰囲気を持つ渋い仕上げのVIPカーが好みとのことで、愛車であるレクサスLS460も「これぞVIPカー」と呼べる王道のカスタムを施している。
愛サン自慢のポイントは次の3つ。
・人と被ることのないボディカラー
・ツライチのフェンダー
・トランクルーム内のオーディオシステム
他にもたくさん注目すべき点はあるが、上記3点についてを詳しくお話を伺った。
まず最初の、見た瞬間に渋いと感じるボディカラーは、オリジナルで作ったガンメタリックで、純正よりも明るい印象になるように調合。艶に関しても塗装の工程を増やし、よりクリアが輝くように処理を施している。
次に、前後とも大きく外側に張り出したフェンダーは、鉄板溶接で作り出した造形で、純正アーチに沿って形状を整えワイド化させている。さらに、フロントバンパー、サイドステップ、リアバンパーに装着するエアロパーツは完全ワンオフ加工とのこと。
特にこだわったのはクルマの印象を大きく変えるフロントセクションで、LS460ならでは迫力あるグリルをより強調するために、大型の左右ダクトをセット。エッジを立たせるデザインとすることで、より鋭い表情を作り出している。
また、リアについては迫力あるディフューザーをセットし、左右ダブル出し大口径マフラーに合わせてバンパー形状も変えるという凝りようだ。
落ち着いた印象の「魅せる」オーディオ
3つ目の自慢のポイントとなるオーディオシステムは、トランクを開けるとフルアルカンターラ張りの専用ボックスをセット。魅せるオーディオシステムとしてインストールしている。
通常ならば、LEDやブラックホールを仕込んで光らせるが、そこは渋さを好む愛サンの愛車ということで、落ち着いた雰囲気の中にセンスを感じるマウント処理が施されている。
セットしているオーディオシステムは、カロッツェリアのメインユニットにロックフォードT1500、T1000、T600フォズゲートのオーディオシステムをインストールする。
愛サンは、年間を通じて数多くのドレスアップ系イベントに参加しているという。
「今年はまだ参加したことのない遠くのイベントにも積極的に参加する予定なので、見かけたらぜひドレスアップカーコンテストで良い評価をくださいね」