車内も赤で超個性的な雰囲気に
さて、車内を覗くと前後のシートなどが真っ赤です。これはKrhyme(クライム)という内装コンプリート仕様とのこと。ボルドーカラーのアンティーク系レザーシートカバー(全6色を用意)をはじめ、リアルウッドで仕上げられた家具やセンターコンソール、アシストグリップ、リアの窓には有孔ボードもハメ込まれていました。運転席と助手席の左右ドアには、トリニティのバッフルボード、さらにはAピラーにツイーターも。
これだけの仕上げですから、完全にヘビーカスタムユーザーのためのものでは? という疑問をTスタイルの長谷川代表に投げかけてみました。
「古いアメ車のような印象を持たれるかもしれませんが、このクルマのボディカラーは、マツダ純正のソウルレッドですし、顔面のパーツもキットで変えられるものばかり。室内のパーツも基本はポン付けのアイテムです。ワンオフで作ったモノは、リアバンパーとマフラーぐらいでしょうか。ですので、皆さんが思っているよりも結構簡単に再現できると思いますよ」とのこと。
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古いアメ車に憧れている人は多いと思いますが、いざ買うとなると日々のメンテナンスや修理のことを考えるとかなり大変で、二の足を踏んでしまうことでしょう。ですが、このTスタイルのハイエースなら長距離走行も問題なし。日々の日常の足としても、なんの不自由もなさそうです。
当時は乗れなかった、憧れのアメリカン旧車を今の時代に安心してドライブしたい、そんな憧れを叶えてくれる1台。超オススメです!