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懐かしの「RS★Rスープラ」が大阪に登場! 織戸 学選手がD1で優勝したマシンと最新車高調「BEST☆i Active」を披露

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 高原義卓

純正電子制御ダンパーの機能を生かす世界初の車高調を開発

スープラとともに注目を集めていたのが「BEST☆i Active」。これは純正に採用される電子制御減衰力調整機構付きダンパーの機能をそのまま生かすことのできる、世界初の車高調だ。

新世代車高調

通常、車高調を取り付けるなら、純正の減衰力調整機能は失われ、機構を残そうとするとダウンスプリングのみの交換、もしくは純正シェルケースを使った改良ダンパーにするしか手がなかった。

RS★Rは純正の電子制御機構を司る電磁バルブを独自で開発することでこの問題を解決。通常の車高調のように純正サスと入れ替え、減衰力調整用の純正カプラーにBEST☆i Activeのカプラーを差し込めばOKと簡単だ。さらに、ダンパーには独自の減衰力機構を設けているので、純正+αの幅広い調整が可能になるなど、カスタマイズ派にとってまさに理想の足を作り上げた。

思いどおりのスタイルと理想の乗り味を両立する足としては高くない!

ただ、減衰力調整の機構(制御)がメーカーのみならず、車種ごとに異なる場合がほとんどで、1台1台専用品となることがネック。必然的に開発時間が長くなり、どうしてもコストに跳ね返るのが課題だ。現在はプレミアムもしくはスポーツモデルのみの設定となっているのもそのためだが、これだけの機能が付加され、20万円オーバーの価格設定は決して高くないと感じるのは筆者だけだけだろうか。

思いどおりのスタイルと理想の乗り味を両立したいと望むオーナーにとって、BEST☆i Activeは最適解の車高調になるはずだ。

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