子どもが小さいならスーパーハイト系軽自動車も!
まだ子どもが小さいから、そこまでの大きさのクルマは不要……というなら、ボックス型で両側スライドドアを備えた軽自動車、そう、スーパーハイト系軽自動車がある。それも、アウトドアやキャンプシーンに似合いすぎるクロスオーバーモデルのスズキ「スペーシア ギア」、「デリカミニ」の登場で生産終了となった三菱「eKクロススペース」はどうだろう。
さすがに後席使用時のラゲッジスペースの奥行は最小限だが(スペーシア ギア310mm、eKクロススペース290mm)、後席を前方にスライドさせることで奥行は最大でスペーシア ギアが525mm、eKクロススペースに至っては660mmまで拡大する。
3名乗車ということで5:5分割の後席片側を倒しておけば、奥行方向に拡大したラゲッジスペースのフロア奥行はスペーシア ギアで1270mm、eKクロススペースも1070mm~になるから、キャンプの荷物の積載性もばっちりなはずである。
* * *
とはいえ、1台のクルマを長く乗るのがわが家流、子どもの成長を見込んで、もう少し大きくて後席に余裕のある、アウトドアやキャンプに向くクルマを買っておきたい……のであれば、両側スライドドアを備えたコンパクトミニバンの2列シート版であるホンダ「フリード+」、トヨタ「シエンタ」の2列シートがお薦めである。