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【8500万円で売出し中!】ランボルギーニ「カウンタックLP5000S」のファーストオーナーはNFLのヒーローだった! 有名人物件はプレ値がつくのか!?

【8500万円で売出し中!】ランボルギーニ「カウンタックLP5000S」のファーストオーナーはNFLのヒーローだった! 有名人物件はプレ値がつくのか!?

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TEXT: 山崎元裕(YAMAZAKI Motohiro)  PHOTO: 2023 Courtesy of RM Sotheby's

キング・オブ・スーパーカー「カウンタック」

プロトタイプであるランボルギーニ「カウンタックLP500」は、1971年に発表され、マルッチェロ・ガンディーニによるその前衛的なボディデザインと、パオロ・スタンツァーニが編み出した独特なパワートレインの搭載方法など、数多くの話題を振りまいた。この、キング・オブ・スーパーカーであるカウンタックの現在のオークションマーケットでの評価をレポートしよう。

プロトタイプは5リッターだった

ランボルギーニは当初、カウンタックに5L仕様のV型12気筒エンジンを搭載しようと計画していたことは、その車名の末尾にLP500(5Lエンジンを縦置きミッドシップする)の文字があったことからも明らかだった。

しかし、発表から2年近くの時を経てようやく完成したプロダクションモデルのカウンタックには、おもにエンジンルーム内の熱対策の問題から、前作のミウラと同様に4L仕様のV型12気筒エンジンを搭載することが避けられなかった。

車名はカウンタック「LP400」へと変更され、最高出力は375psに。1978年にはそのマイナーチェンジ版となる「LP400S」が派手なオーバーフェンダーを採用して誕生するが、V12エンジンの最高出力は353psにまで低下してしまった。

今回RMサザビーズのアメリア・アイランド・オークションに登場した「5000S」(LP500S)は、そのLP400Sの後継車として1982年に登場したモデル。車名からも想像できるように、ランボルギーニはついにここでそもそもの計画であった5L仕様のV型12気筒エンジンを、カウンタックのエンジンルームにインストールすることに成功したのだ。

そのエンジンに5速MTを直列に接続し、通常のフロントエンジン車とは前後逆方向にパワートレインを搭載するという手法は、もちろんこれまでと変わらない。最高出力は最初のLP400が掲げた375psにまで復活を遂げ、その発生回転数も1000rpm低くなった。ちなみにこのより扱いやすいカウンタックは321台が生産されたのみである。

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