屋内で安全に過ごすことができる「一酸化炭素チェッカー」
ログハウスで過ごすときに必要なのは一酸化炭素チェッカー。ロフト付きで高さがあるとはいえ決して広くはなく、冬は以前にも書いたとおりストーブをふたつ使用する。さらに料理でガスバーナーを使うこともあるため、上部の小窓を常に開けて換気しているとはいえ不安。
そこで精度の違いや故障によるリスクを減らすため、違うメーカーの一酸化炭素チェッカーをふたつ購入し、念には念を入れてそれぞれ異なる場所に置いている。思った以上に換気できているらしく一度も鳴ったことはないが、就寝中に一酸化炭素中毒で意識不明なんてことはシャレにならない。定期的な作動チェックや電池の交換も必須である。
負傷した際に対応できる「救急セット」
ラストは絆創膏や消毒液といった救急セットだ。応急処置とはいえできるのとできないのでは大違いで、ひととおり揃えたところで大した出費にはならない。とくに重宝しているのは虫に刺されたとき役立つ、毒や唾液を吸い出してくれるポイズンリムーバー。夏はハチやアブが大量に発生するため、虫除けと併せて常備するようにしている。
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人里から遠く離れた自然のなかで過ごすのは確かに楽しいが、すべて自己責任であり、ひとつ間違えれば大事故に繋がってしまう。自分や仲間の身を守るだけではなく他人に迷惑をかけないためにも、万が一の事態が起きた際に対処できる備えを欠かさないのがマナーなのだ。