元々の状態を活かして最低限だけ手を入れた
ボディは入手した当初のまま。荷台などサビのひどい部分だけを補修しているが、基本的にはペイントも購入時のままだそう。大きな腐食もなく、半世紀前の商業車ということを考えると、ボディの状態はかなり良いと言えるだろう。前後ともに2インチ(約5cm)ほど車高が下げられており、入手時すでに装着されていたエンケイバハホイールにホワイトリボンタイヤを装着している。
リアゲートはDATSUNのロゴが浮き彫りになる輸出仕様の通称“ダッツンリアゲート”をチョイス。右ハンドルで、和風なロゴマークが入っているにも関わらず、全体の雰囲気からアメリカの雰囲気を醸し出しているのも大きな魅力だ。
クルマは毎日使ってナンボ! 今日もれんこん満載で走り続ける
村上さんが働くれんこん水田は霞ヶ浦沿いに広がり、それは広大な範囲に及ぶそうで、周囲の農家は軽トラなどで収穫したれんこんを運搬しているとのこと。村上さんは、収穫したれんこんの運搬はもちろん、箱詰めしたれんこんの出荷にもこのピックアップを活用している。
「やっぱり仕事で毎日乗るんだから好きなクルマで仕事した方がいいじゃないですか。仕事で使うとすぐに泥まみれになるけど、ちゃんと洗って走ればボディも乾くし、やっぱりクルマは毎日使ってナンボですよね」