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【軽自動車で気軽にレースに挑戦】「東北660選手権」2023年シーズン開幕! まずはSUGOを練習会で走ってみよう

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

学生だけのクラスも盛況だった耐久レース

耐久レースの決勝は200分となっており、登録できるドライバーは最大で4名。唯一のターボ車となった1クラスの#350スズキJ宮城&高橋Rカプチーノは、前身といえる仙台ハイランドのKカー耐久レース時代から参戦するチームだ。

#350スズキJ宮城&高橋Rカプチーノ

ラップタイムやマシンの完成度もトップクラスだが、今回はトラブルにより予選を走行できず最後尾からのスタート。それでも順調に総合のポジションを上げていき、終わってみればクラス優勝と総合3位という結果だった。

もっとも台数が多い3クラスは、20代の若手による540#Moty’s MKGレーシングが優勝。準優勝はHA36カップのチャンピオンカーを持ち込んだ#311チームARYイトマン アルト。3クラスと同じ車両規定の学生クラスは、#725イケダフォーミュラ アルトが優勝を飾る。学生クラスに参加できるのは大学の自動車部だけに限らず、専門学校や違う学校と合同のサークル単位でも可だ。

旧規格のNAも走れる4クラスは東北660選手権の常連ドライバーが集った、#829チーム関東 ARYが優勝し総合でも4位とポテンシャルの片鱗を見せ付けた。

次回は2023年5月7日(日)にスポーツランドSUGOで東北660選手権の開幕戦、そしてSUGOでは初めての練習会が予定されている。ギャラリーだけでも楽しめることはモチロン、練習会は軽自動車ならどんな仕様でもOKだ。ぜひこの機会に国際サーキットを自分の愛車で走ってみてはいかがだろうか。

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  • ターボGPなどのチェッカーシーン
  • ターボGP 1クラス優勝
  • #350スズキJ宮城&高橋Rカプチーノ
  • 東北660選手権の様子
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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