学生だけのクラスも盛況だった耐久レース
耐久レースの決勝は200分となっており、登録できるドライバーは最大で4名。唯一のターボ車となった1クラスの#350スズキJ宮城&高橋Rカプチーノは、前身といえる仙台ハイランドのKカー耐久レース時代から参戦するチームだ。
ラップタイムやマシンの完成度もトップクラスだが、今回はトラブルにより予選を走行できず最後尾からのスタート。それでも順調に総合のポジションを上げていき、終わってみればクラス優勝と総合3位という結果だった。
もっとも台数が多い3クラスは、20代の若手による540#Moty’s MKGレーシングが優勝。準優勝はHA36カップのチャンピオンカーを持ち込んだ#311チームARYイトマン アルト。3クラスと同じ車両規定の学生クラスは、#725イケダフォーミュラ アルトが優勝を飾る。学生クラスに参加できるのは大学の自動車部だけに限らず、専門学校や違う学校と合同のサークル単位でも可だ。
旧規格のNAも走れる4クラスは東北660選手権の常連ドライバーが集った、#829チーム関東 ARYが優勝し総合でも4位とポテンシャルの片鱗を見せ付けた。
次回は2023年5月7日(日)にスポーツランドSUGOで東北660選手権の開幕戦、そしてSUGOでは初めての練習会が予定されている。ギャラリーだけでも楽しめることはモチロン、練習会は軽自動車ならどんな仕様でもOKだ。ぜひこの機会に国際サーキットを自分の愛車で走ってみてはいかがだろうか。