外観で唯一のカスタムは純正風大径ホイール
そんなどこから見ても新車のようなC10の外観で唯一のカスタムポイントとなっているのが、足まわりだ。適度に車高を落としてから、ホイールには純正のスチールホイール風デザインの22インチアルミホイールをチョイス。純正と同じホワイトでペイントしたうえで、純正ハブキャップを装着している。つまりホイールの直径のみが大きくなっているのだ。
これはアメリカでは昔からあるカスタム手法だが、かつてはマッスルカーやポピュラーな車種がメインだったものが最近ではフルサイズバンやピックアップなどにも対応した製品がリリースされているそうだ。
言われなければ分からないオーナーのみぞ知る小さなカスタムも
ちなみにもう1カ所、ひそかにカスタムしている部分があると小関さん。よくよく話を聞くと、ドアパネルに備わるウインドウクランクハンドルやドアオープナーハンドルを同じ年式の「インパラ」用、つまりパッセンジャーカー用に交換しているそうだ。
ピックアップなどの商用モデル用はハンドルも太めで無骨なデザインとなるが、パッセンジャーモデル用はより細身の洗練されたデザインとなる。これほどキレイな車両についていても、まったく違和感がないどころか、言われなければカスタムだとは分からない部分。こういった細かな部分にオーナーのこだわりを感じるのだ。