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雪解けとともに山小屋作業再開! 快適に過ごすための便利アイテムを紹介します【おとなの山遊びVol.11】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

あると便利なアイテムその4:カセットガスのツーバーナー

飲み食いするときに重宝するのはカセットガスのツーバーナー。キャンプではもっぱらシングルバーナーを使っていたが、屋内に置きっぱなしであれば携帯性を気にする必要はない。

ふたつの料理を同時進行できるのはやはり便利であり、冬でもストーブを使うとだいぶ室温が上がるようで、レギュラーガスでドロップダウンしないのも嬉しい。

あると便利なアイテムその5:マットレス

残るふたつは睡眠に関するアイテムだ。ひとつはマットレス。海外メーカーのインフレーティングマットは、幅が32インチあるので寝返りを打っても平気で、断熱性を示す「R-value」は6.6と相当な高さだ。クッションも分厚いうえに適度な硬さがあり、正直自宅のベッドより快適かもしれない。なおR-valueが高いから暑いというわけではなく、オールシーズン快適に眠ることができている。

あると便利なアイテムその6:ふたり用で幅広なスリーピングバッグ

もうひとつはワイドなスリーピングバッグ。冬は屋内でもそれなりの寒さになると予想し、アメリカの高地でキャンプするとき使っていた、限界使用温度が−15℃のマミー型を準備していた。

しかしロフトで寝ているせいもあってか一度も出番はなく、安い3シーズン用でサイドのジッパーすら閉めていない。ただしひとり用がゆえに寝返りを打つと外へ出てしまい、身体が冷えて夜中に目を覚ますことがしばしばあった。

そこで考えたのが、本来はふたり用のスリーピングバッグ。コレなら布団のように使うことができるはずで、今まで以上に質のいい睡眠が取れると思われる。不便さを楽しむのもアウトドアの醍醐味だが、目指すのはその気になれば定住もできる場所。快適であるに越したことはない!

スリーピングバッグ

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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