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雪解けとともに山小屋作業再開! 快適に過ごすための便利アイテムを紹介します【おとなの山遊びVol.11】

山小屋

開拓の拠点となるのがログハウス。たまには作業から解放されてのんびり過ごす日も必要だ

快適な睡眠など役立つグッズ選びは大事です

コロナ禍のタイミングでよいめぐり合わせがあり、山遊びをスタートさせた筆者。雪が降り積もる冬が明け、今年は雪解けが早かったこともあり、早速作業を再開です。週末を快適に過ごすために揃えておきたいアイテムなど、山遊びで役立つものを6つ紹介します。

あると便利なアイテムその1:大容量ポータブル電源

例年より早い雪解けで「秘密基地」は作業のシーズンが到来。といっても時には手を休めることも大切であり、急な雨など天候のせいで何もできない日もある。また泊まるときは日没前から飲み食いしつつのんびりするのが定番で、ログハウス内で快適に過ごすためのアイテムもだいぶ充実してきた。決して自宅と同レベルの利便性を求めるワケではないが、そもそものコンセプトはキャンプではなくセカンドハウス。文明の利器に頼るところは頼りつつ、安全かつ楽しい空間を作り上げたい。

そのために役立っているのは以下の6つだ。まずは大容量のポータブル電源。次で紹介する家電をはじめ何かにつけて出番はあり、いざというときに電気を使えるのは非常に心強い。今は同じポータブル電源をふたつ常備しているが、正直いって2泊までならばひとつで十分に間に合う。

当初は1台のみで、2台目は電気毛布の専用として購入したが、前に書いたとおりログハウスは想像していた以上に暖かく、単なるバックアップになっているのが現状だったりする。なお充電は自宅に持ち帰ることもあれば、天気がいい日はソーラーパネルを活用している。

あると便利なアイテムその2:大光量のライト

次は大光量のライトだ。換気すればガスランタンも使えないことはないが、とにかく燃焼音が大きすぎて現実的ではない。そこでさまざまなLEDランタンを使ってみたものの、下方向を拡散して照らす製品は意外に少なく、また明るさが最大だと電池の消耗が激しい。

以前はポータブル電源で充電しつつ複数を使いまわしていたが、昨秋に大光量かつ大容量バッテリーのLEDランタンを発見。小さい文字の本を読んだり細かな作業にも耐えうる明るさで、真下に加えて左右の斜め下を照らすLEDも装備しており、今ではすっかりログハウスの夜に欠かせない一品となっている。

あると便利なアイテムその3:Bluetoothスピーカー

個人的に欠かせないのはBluetoothスピーカー。自分は昔から何をするにも音楽がないとダメで、真っ先にログハウスへ持ち込んだ。外で作業するときも使える防塵防水タイプ、夜の雰囲気にピッタリなオイルランタン型、非常用にラジオ付きの3つを使い分けている。

あると便利なアイテムその4:カセットガスのツーバーナー

飲み食いするときに重宝するのはカセットガスのツーバーナー。キャンプではもっぱらシングルバーナーを使っていたが、屋内に置きっぱなしであれば携帯性を気にする必要はない。

ふたつの料理を同時進行できるのはやはり便利であり、冬でもストーブを使うとだいぶ室温が上がるようで、レギュラーガスでドロップダウンしないのも嬉しい。

あると便利なアイテムその5:マットレス

残るふたつは睡眠に関するアイテムだ。ひとつはマットレス。海外メーカーのインフレーティングマットは、幅が32インチあるので寝返りを打っても平気で、断熱性を示す「R-value」は6.6と相当な高さだ。クッションも分厚いうえに適度な硬さがあり、正直自宅のベッドより快適かもしれない。なおR-valueが高いから暑いというわけではなく、オールシーズン快適に眠ることができている。

あると便利なアイテムその6:ふたり用で幅広なスリーピングバッグ

もうひとつはワイドなスリーピングバッグ。冬は屋内でもそれなりの寒さになると予想し、アメリカの高地でキャンプするとき使っていた、限界使用温度が−15℃のマミー型を準備していた。

しかしロフトで寝ているせいもあってか一度も出番はなく、安い3シーズン用でサイドのジッパーすら閉めていない。ただしひとり用がゆえに寝返りを打つと外へ出てしまい、身体が冷えて夜中に目を覚ますことがしばしばあった。

そこで考えたのが、本来はふたり用のスリーピングバッグ。コレなら布団のように使うことができるはずで、今まで以上に質のいい睡眠が取れると思われる。不便さを楽しむのもアウトドアの醍醐味だが、目指すのはその気になれば定住もできる場所。快適であるに越したことはない!

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