迫力のレースシーンはぜひ現地で!
国内最高峰のGTレース「SUPER GT」。トヨタ/日産/ホンダの国内三大メーカーの争いとなっているGT500クラスと、国産車・輸入車入り乱れて戦うGT300クラスの混走となり、毎戦アツいバトルが繰り広げられています。開幕戦は2023年4月15日(土)〜16日(日)に岡山国際サーキットで開催。AMW編集部は、GT300クラスに注目し、2023年シーズンにエントリーしている全27台を紹介します。第4弾は52号車から65号車まで。迫力の走行シーンは動画でもお届けします。なお、写真は公式テスト時のもので、本番仕様とはカラーリングなどが異なる場合があるのでご了承くださいませ。
#52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)
「埼玉トヨペット」を母体とするディーラーチームで、2017年よりマークXでスーパーGTへの参戦開始。2020年にはGRスープラを投入し、シーズン2勝をマークするなど猛威をふるった。2022年は第7戦のオートポリスを制するなど、そのパフォーマンスは健在。ドライバーのラインナップは引き続き吉田広樹/川合孝汰で、マシンも熟成を極めているだけに、悲願のタイトル獲得に向けてトップ争いをする存在になることだろう。
#56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/名取鉄平)
近藤真彦が2000年に設立したチームで、2006年よりスーパーGTのGT500クラスへ参戦を開始。2019年からはGT300クラスにも参戦しており、2020年にタイトルを獲得したほか、2022年には再びドライバー部門/チーム部門で二冠を達成した。マシンは熟成を極めたニッサンGT-R NISMO GT3で、2023年はドライバーラインナップを変更。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラはそのままに名取鉄平が新加入するなど新体制で二連覇に挑む。
#60 Syntium LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)
「大阪トヨペットグループ」を母体とするチームで、2014年よりBMW Z4 GT3でスーパーGTに参戦。2015年にレクサスRC F GT3にスイッチ、2021年からはGRスープラを投入し、シーズン2勝をマークした。2023年は引き続き吉本大樹/河野駿祐がドライビングを担当。2022年のベストリザルトは第4戦・富士の4位に留まったが、主力モデルのGRスープラも熟成を極めつつあるだけに、2023年は再びタイトル争いを演じることだろう。
#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
スバル/STIのワークスチームで、R&Dスポーツがマシン開発を担当。新型BRZを投入した2021年にドライバー部門/チーム部門でタイトルを獲得したほか、2022年も第4戦の富士を制してドライバー部門で2位、チーム部門で3位につけた。2023年も井口卓人/山内英輝のゴールデンコンビがドライビングを担当。BRZも進化を重ねているだけに、2023年もタイトル争いを左右するはずだ。
#65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)
2013年に発足したチームで、メルセデスSLS GT3を武器にデビューイヤーながらランキング6位を獲得。2016年にはメルセデスAMG GT3にマシンをスイッチし、2018年にドライバー部門/チーム部門でタイトルを獲得した。2022年は第7戦のオートポリスで3位に入賞するも、チーム部門でランキング8位と苦戦。2023年も蒲生尚弥/篠原拓朗のコンビを継続、熟成を極めたAMG GT3でタイトル奪還に挑む。