車好きなら1度は訪れたいイベント
2023年で8回目の開催となる「AUTOMOBILE COUNCIL 2023(オートモビルカウンシル)」が、4月14日(金)から4月16日(日)までの3日間、千葉県・幕張メッセで行われている。
企画展はポルシェとフェラーリ
ギャラリーが毎年楽しみにしているコンテンツのひとつが、主催者によるテーマ展示である。2023年は、ポルシェ911 60周年記念企画「初期ナローからカレラGTまで」と、エンツォ・フェラーリ生誕125周年企画「フェラーリ・スペチャーレ」の2テーマに沿ったクルマが会場に並んだ。
ほかにも、専門ショップによる参考出品や、その場での商談(購入)ができるという日本でも数少ないイベント。自動車関連グッズも販売されているため、趣味人なら1日いても飽きない内容となっている。
新世代自動車も展示されている
会場にはクラシックカーだけが展示されているわけではない。自動車メーカー&インポーターも出展をしている。同イベントの「Classic Meets Modern and Future(クラシック ミーツ モダン アンド フューチャー)」に沿ったクルマが見られるのも嬉しい。
ホンダは創立75周年ということで、本田技研工業が四輪事業へ進出を目指して開発された日本初の軽4輪スポーツカー「ホンダS360」と同社としては初の4輪市販車となった「T360」が展示されていた。S360は、市販されずに試作車(のちに解体処分)で終わってしまったため、展示車両は復刻モデルとなる。
日産ブースでは、パオ、フェアレディZ(Z32)、電気自動車のサクラ、スカイライン2000GT、シーマが展示されていた。シーマは女優の伊藤かずえさんが所有しているクルマで、トークショーには本人も登場。
マツダブースには、1981年の東京モーターショーで発表されたコンセプトカー、MX-81を展示。デザインはベルトーネが手掛けている。ほかにも、コスモAPやRX-8 ハイドロジェンRE、MX-30 e-SKYACTIV R-EV(欧州車仕様)が並んでいた。
三菱ブースでは「4WDとEV。二つの歴史が交わり、更なる未来へ」を出展テーマに、アウトランダーPHEV、エクリプスクロスPHEV、eKクロスEV、アウトランダーPHEV アジアクロスカントリーラリー参戦車両、MiEV Evolution III パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム参戦車両を展示。アウトドアを意識した展示など独自の世界観を演出していた。