25年も乗っていると、乗りづらさも楽しさに
部品取り車を2台購入するなど、そこまで手をかけ大谷津さんが25年間もこのクルマに乗り続けている理由とはなんなのだろうか。
「友人から言わせればカッコ悪いクルマみたいなんですけど、実際乗っていて楽しいです。2速発進でいいくらいローギアだったりとか、乗りづらいところもまた楽しいですね。25年も乗ってると愛着がわきますよね。変わったクルマだしほかの人が乗っていないから、そういうのがちょっといいかなって。全体的にこのデザインがなんとも言いがたいし、リングが付いてる4連メーターとか、今のクルマじゃ無いですからね」
ところで当初の目的だった、家族4人での旅行は実現したのだろうか。
「結局、行ってないですね。子どもが小さいころは家族でこういうイベントによく来てたんですけど、大きくなるにつれて見向きもしなくなって。今や誰も見向きもしてくれないですよ。孫がなんとか乗ってくれるくらいで(笑)」