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軽カーでサーキットを楽しむ近道は練習会走行に限る! 目指せ「東北660選手権」デビュー

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

初めて練習会に参加したドライバーは笑顔に

今回は4名のドライバーがそれぞれの思惑を持って参加。サーキット未体験という室井政伸さんはクルマも完全なフルノーマルということで、大会事務局に連絡したうえで最低限チューニングすべきポイントを聞き、パワー系は何も手を付けずブレーキやタイヤを新品に取り替えて参加した。

天候はあいにくのウェットだったにも関わらず安全に走り終え、近隣のピットだった他のドライバーたちとの交流もできたようだ。

「とにかく楽しかったです。ロールケージも注文しているので次はターボGPに!」と話してくれた。

また岩手県でロードスター専門店を営む田中翔馬さんは、今年からHA36カップに参戦すべく製作した車両のテスト。土岐和彦さんは10年ほどのブランク明けでニューマシンとともに参加した。東北660選手権の3クラスを戦う宮嶋弘樹さんは新たに導入した「HANS」に慣れるためと、各々が異なるテーマを持って練習会を満喫したようだ。

宮嶋さん

なお東北660シリーズに協賛する企業は「ビギナーを応援したい」と考え、ノベルティやケミカルなどをプレゼントしてくれる点もありがたい。歴史を重ねるごとにマシンの作り込みもドライバーの技量も熟成し、参加のハードルが上がったという声も聞こえる東北660シリーズ。レース参戦を目指し練習会で身も心もクルマも肩慣らし、という楽しみ方も大いにアリではないだろうか。

次回は2023年5月7日(日)の宮城県スポーツランドSUGO、併催は東北660選手権の開幕戦だ。気になる人は東北660シリーズの大会事務局、またはスポーツランドSUGOまで問い合わせてみてほしい。

12
  • 660選手権のゴールシーン
  • 宮嶋さん
  • 練習会に参加した方
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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