ウインドウの曇りの取り方&防止方法
エアコンをかけていれば除湿されるので基本的にはガラスの内側は曇らない。だが、乾燥を嫌ってエアコンはあまり使いたくないという人もいるので、曇り対策は必要だ。
まずなぜ曇るかというと、車内と車外の気温差があるから。さらに車内に湿気があると曇る。夏に冷たい飲み物を入れたグラスに水滴が付くのと同じ理屈だ。
つまり曇りは水滴であり、汚れを中心にできやすいので、常日頃からきれいに保つようにしておくのが基本。防止するのは一般的な曇り止めでいいが、ガラスクリーナーを薄く塗るのもいい。界面活性剤が水滴を潰して平滑にすることで曇りを止めてくれる。
ちなみにフロントデフォッガーというモードがあるが、外気導入にして強めに風を出すとある程度は消えるが、空気が結局は湿っているなどで効果は薄い。
乗車頻度が少なければ湿気取りは必須
定期的に乗っていると空気が入れ替わるので気にしなくてもいいが、あまり乗らないと湿気はこもりっぱなしになる。これが悪臭や雑菌の発生につながるので、湿気取りをシートの下やラゲッジに入れておくといい。クルマ用でもいいが、押入れ用などの大型がオススメで、倒れないように設置するのがポイント。
駐車場所にも気を使うとベスト
最近のクルマは雨が強く当たっても車内に浸入してくることはないので、駐車場所にはそれほどシビアになる必要はない。それでも気をつけたほうがいい場所があり、まずは木の下だ。葉っぱが落ちやすい木の下だと、ボディの細かい部分に入り込んでグズグズになってしまい悪さをすることがある。とくに外気の採り入れ口であるワイパーの付け根付近には溜まらないようにすること。また、長期間止める場合は土の上はできるだけ避けるようにしたい。意外に湿気がこもりやすく、ぶつけてしまったり擦ってしまった箇所が錆びることもあるのだ。