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ソロキャンには「焚き火リフレクター」は人気が高まる予感。機能的な効果を解説します

取材時は12月初旬。昼間は暖かな日差しがさしたが、夜ともなれば焚き火が嬉しい

定番アイテムとしてより人気が高まること間違いなし

キャンプの醍醐味といえば、なんと言っても焚き火が楽しいという方も多いのでは? ゆらゆらと舞う炎を眺めながら、じんわりと暖まる心地よさは何モノにも変え難い至福の時。そんな焚き火タイムをより充実させてくれる逸品、それが「焚き火リフレクター」なのだ。

暖かさが全然違う! 風を防ぎ輻射熱を反射してくれるのがリフレクターだ

年泊数、じつに30泊を超えるというヘビーキャンパーの加藤雅宏さん。本格的にハマったのはここ数年ということだが、魅力の一つとして「焚き火はやっぱり楽しいですよね」と教えてくれた。

そんな加藤さんが設営した焚き火サイトは、ご覧のとおりの見事な出来栄え。ミニマムかつ機能的であることがひと目で伝わる手慣れたスタイルは、さすがは上級者と感じさせるまとまりの良さである。

地面への熱のダメージを防ぐシートと軽量タイプのグリル、そして目を惹くのは「焚き火リフレクター」の存在感。これは、その名の通り反射板としての役割を果たしてくれる優れものなのですが、特に冬場のソロで大活躍してくれる逸品なのだ。

風をコントロールすることで、炎が安定する

まず第一に「風避け」として大変に効果的であると言える。焚き火の風上にリフレクターを設置することで、炎に直接強風が吹き込むのを防ぎ、火の粉が舞うのを防いでくれるのだ。この便利さは、焚き火を楽しんだことがあるひとなら納得してくれるはず。

リフレクターの名の通り、焚き火の熱を反射させてくれるのもありがたい。四方八方に逃げていく輻射熱に方向性を持たせると、これが想像以上に暖かいのである。ご覧のような金属製なら、光も反射してくれるので、明るさも倍増する。

焚き火の楽しさはそれぞれだが、あまり炎を大きくしすぎてしまうと近づくことができなくなってしまう。炎に当たっていない側が寒い……という経験をお持ちの方もいるかと思うが、より小さな炎を保つことができれば、ジンワリほのぼのとした暖かさを堪能することができる。

ペグダウンして安定させたい

金属製のリフレクターは、それ自体が自立するのだが、ペグダウンすればさらに安定感が増す。突風でリフレクターが飛んでしまう悲劇を防ぐことができるので、これはぜひともおすすめしたいところだ。熱せられた金属製リフレクターはかなり熱くなるため、事故を防ぐためにもぜひペグや重りで安定させたい。

リフレクターは、耐火性に優れたファイバーグラス製もあり、こちらも金属製と同様の効果が期待できる。より広範囲に囲むことができるアイテムもあり、その場合は目隠しとして活用することも可能。おしゃれサイトを目指しているキャンパーも注目しており、今後は定番アイテムとしてより人気が高まるかもしれない。

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