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レクサス「IS」「GS」に3代目「ロードスター」など、2023年以降の車検時に自動車重量税が重課となるクルマとは?

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: AMW編集部

マツダ ロードスター(3代目)

人馬一体の走りが多くのユーザーに支持されている、日本が世界に誇るオープン2シーターのロードスター。その3代目モデルも2005年にデビューした車種のひとつ。

この3代目モデルは当時資本関係にあったフォードの意向もあり、RX-8と共通のプラットホームを使用するという制限があったため、3ナンバーサイズのボディと2Lのエンジンという、それまでのロードスターに比べて大型化を余儀なくされた。

当時はそこだけをピックアップして“大きく重くなった”と否定的な意見も多かったが、乗ってみればしっかりロードスターの乗り味を有していた。2005年度の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、高い評価を集めた1台となっていた。

三菱アウトランダー

今ではPHEV専売車となり、三菱のフラッグシップモデルとして高い走行性能と環境性能、そしてフラッグシップに相応しいプレミアム感も兼ね備えたモデルに進化したアウトランダー。

ただ2005年に登場した初代モデルは、それまで存在していたエアトレックのあとを受けて登場したミドルクラスのクロスオーバーSUVという立ち位置となっていた(そもそもエアトレックの輸出名がアウトランダーだった)。三菱アウトランダー

そのため、パワートレインも2.4Lの直4エンジンのみ(2007年のマイナーチェンジ時にV6 3Lを追加)となっていたが、全車4WDの設定で(FFモデルは2008年8月にようやく登場)、四輪駆動に定評のある三菱のプライドが見え隠れしていた。

またミドルクラスでありながら、エマージェンシー用の3列目シートを備えた7人乗り仕様も用意されており、使い勝手に優れた1台に仕上がっていた。

日産 セレナ(3代目)

5ナンバーサイズのミニバンとしてライバルのステップワゴンやノア/ヴォクシーとしのぎを削っているセレナ。その3代目モデルが登場したのも2005年のことだった。

3代目となったセレナはプラットホームを一新。エンジンも新開発の2Lになり、組み合わされるトランスミッションも同じく新開発のエクストロニックCVTになるなど、正真正銘フルモデルチェンジを果たしたモデルとなっていた。

内装もインパネシフトや、前後にスライドが可能なシートも兼ねたセンターコンソール、多彩なシートアレンジなど、すでにこの頃にミニバンとしてのレイアウトは完成の域に達していたと言っても過言ではないだろう。

* * *

今回は登場から18年が経過して自動車重量税が重課となってしまう車種をご紹介した。車両重量によって課税額が変わるものであるため、自動車税とは異なり、ハイブリッド車であっても重課となる。

とはいえ、そもそも年式が古いからと言って車両重量は変わらない。エコカーだから減免、古いから重課というのは無理があると思ってしまうのは筆者だけではないハズだ。

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