ホイールのカラーバリエーションは72色を用意
前後に装着されるホイールは、ノビテックとは非常に有効的な関係にあるアメリカのフロリダ州マイアミにあるヴォッセン社によるもの。「NOVITEC NL4」と呼ばれるそれは、センターロックファスナーと、繊細なスポークのデザインでY字型を演出したもの。ここ最近のランボルギーニのデザインコンセプトを継承しているのも、さすがはノビテックとヴォッセンのコラボレーションだ。サイズはフロントが20インチ、リアは21インチの設定で、カラーバリエーションは72色が用意されるほか、ブラッシュ、もしくはポリッシュの表面仕上げが選択できる。組み合わせるタイヤは各々255/30ZR20、335/25ZR21だ。
シャシーはノビテック製のスポーツスプリングで強化されている。車高はオリジナルのウルティマエと比較して約35mm低下し、ハンドリング性能もさらに最適化されるという。リアミッドのV型12気筒エンジンそのものにはチューニングの手は加えられていないが、スポーツエグゾーストシステムや、オプションでそれに組み合わせる電子制御バタフライバルブなどを用意。ステンレススチール製エグゾーストシステムは、ノーマルのものと比較して約19kgも軽量なもの。やはりオプションのメタル触媒と組み合わせることでパフォーマンスを最適化できる。
カラーバリエーションはほぼ無限大とされるインテリアのコーディネイトもノビテックが得意とする部分。最後のランボルギーニ製、純V型12気筒ミッドシップ、アヴェンタドールLP780-4ウルティマエ。それはチーニングの素材としても、これからますます注目度を高めていくのだろう。