大型犬のために選んだハイエース
旧車が大好きで、便利に使えるトヨタ「ハイエース」を街道レーサーテイストでカスタムしたという笑七さん。チーム名は黒鯱連合、てっきりイカツイ雰囲気の方の愛車だろうと思いきや、小柄な女性オーナーだったから驚きだ。
街道レーサーテイスト満載!
それにしても渋い仕上がりの3型前期ハイエース。見る人が見れば伝わる独特のノリを持っている。街道レーサーテイストとして表現する箇所は、チンスポ、ダックテール、スリットスポイラー、オーバーフェンダーといった外装パーツが中心。
チンスポとはフロントスポイラーの先端に付けるリップスポイラー的なパーツ、そして、ダックテールとはルーフにベタ付けして後方を跳ね上げ、アヒルのクチバシのような形状にしたウイングのこと。スリットスポイラーとはリアバンパー下に取り付けるウイングのような形のパーツのことだ。もはやオーバーフェンダーは説明する必要はないだろう。どのパーツも街道レーサー乗り定番のアイテムになっている。
ハイエースでありながらも昭和の不良テイストを感じさせるパーツをリリースするのは大阪にファクトリーを構えるBEECASだ。笑七さんもこのメーカーが手掛けるパーツには注目していて、その作りが自分のスタイルに合っているとお気に入りだ。