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【編集部厳選】100万円以下のチューニングが楽しめる中古車とは? 新社会人にとくにオススメな4台を紹介します

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: AMW編集部

  • RX-8の走り

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お金のない若者でも楽しめるクルマたち

春の新生活がスタート。就職や進学をきっかけ運転免許を取得したクルマ好きも多く、なかには「サーキットを走ってみたい」と思う人もいるだろう。とはいえ学生や新社会人にとってクルマの購入および維持、チューニングは金銭的なハードルがかなり高いはずだ。そこで車両代やチューニング費用など、何もかも引っくるめて100万円を目安に、遊べるクルマ&カスタムのメニューを考えてみたい。

オススメカーその1:スズキ スイフトスポーツ(ZC31S型)

まずは大人4名が窮屈せずに乗車でき、街乗りからサーキットまで不自由しない、ZC31S「スイフトスポーツ」を推したい。50~60万円で手に入る中古車があり、年式もそこそこ、またチューニングパーツは選び放題といった状況だ。車高調/ブレーキ/シート/シートベルトをプラスしても、上限の100万円に収めることは十分に可能かと思われる。

スイスポ

泣きどころは純正タイヤが16インチな点。後継モデルのZC32SやZC33Sは17インチなのでそれに比べれば安いが、走れば走るほど交換サイクルが早まるタイヤ代が高いのはネックだ。

オススメカーその2:マツダRX-8

続いて一度は経験しておきたいFR。今のところ最後のロータリーエンジン搭載車である「RX-8」だ。

RX-8はもっとも古いモデルで20年前となり経年劣化が気になるものの、軽快なエンジンのフィーリングと4ドアならではの高い利便性が魅力だ。50万円で買える中古車も少なくないようなので、上記の基本メニューを入れてZC31Sスイフトと同等だ。グレードによっては純正タイヤのサイズが18~19インチになるが、合計100万円で狙えるのは16インチの低年式しかないと思われる。

オススメカーその3:マツダ ロードスター(NB型)

オープンカーのNB型「ロードスター」も射程圏内に入る。低走行でコンディションがよければ、新車とあまり変わらないプライスの中古車もある模様。ただし、1600ccのNB6も1800ccのNB8もボリュームゾーンは40~60万円で、デビューが1998年と古くサーキットで酷使されくたびれた個体もある。いずれ時間とお金をかけてレストアをする、もしくは練習用と割り切る覚悟は必要かもしれない。

なお、オープンボディは他に替えようのない魅力であるものの、サーキット走行を前提とするならロールケージの装着が必須となる。もうひとつRX-8にも共通する話だがFRの醍醐味であるドリフトを楽しむなら、やはり機械式LSDは欲しい。工賃を含めると15万円~は別に必要だ。

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