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元トヨタマンの愛車は初代「マークII GSS」! トヨタ・ツインカムの灯を今に伝えるオーナーのこだわりとは?

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循

エンブレム類は新品パーツを確保して美しく輝かせる

量産を想定していない2000GTや、レース活動が中心という印象が強い1600GTに対し、トヨタのツインカム・エンジン搭載車としては本格的な量産を前提として生まれたマークII GSS。

「以前から気になっていた車種だったのですが、友人のツテで手に入れることができました。程度は比較的良好と聞いていましたが、やはりオーナーになってから、あちこち手を入れる必要がありました」

と語る小林さんのこだわりのひとつは、フロントグリルやボディ各部のエンブレム類。

「小さなパーツですが、これらがキレイかどうかでクルマの印象が大きく変わってくるので、クルマが手元に来るのと同時にエンブレム類も新品パーツを確保して、それらを取り付けました」

たしかにこれら新品パーツが、ボディ全体のシャープな印象をより強めているようだ。経年劣化で剥がれてしまうことも多いレザートップ(アメリカではバイナルトップとも)と呼ばれるレザー調の素材が貼られた黒いルーフも、キレイなコンディションが保たれている。この2トーン・カラーも、いかにも当時の上級スポーティカーならではの演出だ。

オーナーの小林さんは、長年地元のトヨタ・ディーラーに勤務していたというトヨタマンでもある。まさに、仕事と趣味が見事にシンクロした、理想的なヒストリックカー・ライフのお手本なのだった。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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