クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CAR
  • BMW新型「M2」はMTでこそ乗るべき! もと先代M2オーナーだからわかる新型の進化の度合いを紹介します
CAR
share:

BMW新型「M2」はMTでこそ乗るべき! もと先代M2オーナーだからわかる新型の進化の度合いを紹介します

投稿日:

TEXT: 西川 淳(NISHIKAWA Jun)  PHOTO: BMW AG

  • M2フロントマスク

  • M2の走り
  • M2のS58エンジン
  • M2フロントマスク

コンパクトFRスポーツ好き必見のM2が2代目に進化

近年、人気のMモデルで最も売れたのが先代BMW「M2」。さらに迫力のスタイルをもつ新型は、「M3」や「M4」譲りのS58エンジンやシャシー&サスペンションが奢られています。先代後期モデルのMTをプライベートでも楽しんだ筆者には、どう映ったのでしょうか。

「後輪駆動でMT」のMに再び乗れる!

BMW Mが世界で売れているらしい。といっても「ガチM」(Mハイパフォーマンスモデル)には生産の限界もあるので、大部分を占めているのはMパフォーマンスモデルになるわけだが、それにしたところで最有望なガチM購入予備軍なのだから、Mのビジネス戦略は今のところ大成功していると言って良さそうだ。

今やSUVにまでそのカバーする領域を拡大したMの世界。とはいえここ数年で最も人気、つまり売れたモデルが先代のM2だったと聞けば、世のBMWファンは皆「分かっていらっしゃる」と大いに溜飲を下げたものだ。高価格で高性能なモデルばかりに注目が集まり、いたずらに憧れだけが募ってしまう昨今。Mモデルとしては比較的低価格帯の商品であったことも大きな理由だとは知りつつ、逆にいうとそういうモデルを真剣に作ってくれたBMW Mに感謝するほかない。

かくいう筆者もしばらくF87(旧型)後期モデルの3ペダルをプライベートでも楽しんだひとり。E30の時代から大のM3好きだった筆者にすれば、E46 M3クーペを買い損ねたリベンジでもあった。何よりボディのサイズ感がよく似ていた。後輪駆動で3ペダルの設定があり、後期型ならガチMエンジン(S55)。その楽しさは想像通りで、山道や農道の休日ソロドライブには最適の1台だった。

そんなM2のフルモデルチェンジが昨年、本国にて発表された。G87だ。先代F87を買った際、「後輪駆動MTのMはこれで最後かも」と思っていただけに、2シリーズクーペ(G44)ベースでも同じ仕様が登場したから、大いに驚いたとともに嬉しくなった。

G44がすでに4駆化されていて、その走りもなかなかよかったからてっきりM2が出ても4WDとなるんじゃないかと思っていたし、そもそもM240i xドライブのデキがほとんど「M要らず」の領域に達していた(つまりM2はもう出てこないんじゃないかという危惧さえあった。メキシコ産だったし……)ので、嬉しい誤算となったわけだ。

M3やM4譲りのS58エンジンやシャシー&サスペンションを奢ったM2。もう乗る前からコーフン状態だったが、割り当てられた試乗車は大好物の水色に3ペダルと、「自分で買うならゼッタイこの仕様」という個体だったからたまらない。

M2のS58エンジン

12

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS