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昭和の国産名車が「ダッジ チャージャー」風に大変身! 『ワイルド・スピード』のドミニクが好きすぎて…ベースの車は?

昭和の国産名車が「ダッジ チャージャー」風に大変身! 『ワイルド・スピード』のドミニクが好きすぎて…ベースの車は?

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

戦闘機を意識したシャークマスクもアレンジ

日産331グロリアをダッジ チャージャー デイトナに寄せて製作したシルエットボディは、前後フェンダーとバンパーをワンオフ製作。フロント60cm、リア40cm延長させ、造形を整え作り込んでいる。

ヘッドライトはきちんと動作するリトラクタブル式で、ノーズにはアメリカの戦闘機を意識してシャークマスクが描かれている。

最初の思い付きはドミニクの愛車仕様だったが、作っていく中で修正と変更を加え、自分らしく表現したそうだ。それがボディ職人である中村さんの製作流儀。ちなみにこのシャークマスク、ユニークなのが、目玉がウインカーになっている点だ。

一方、リアについては、ダッジ チャージャー デイトナらしく巨大なウイングをセット。そこにも星条旗を思わせるペイントを施してアレンジが施されている。

テールの作りも斬新で、縦2連の丸テールは、懐かしの昭和車「ポーター」用を埋め込んでいた。そして、ルーフに取り付けた可愛いエアスクープも昭和のクルマ好きとっては懐かしのダクト形状。これは「ミラ」のボンネットに付いていたダクトを流用しているそうだ。

まるでプラモデルのようにリメイクマシンを生み出してしまう中村さん。乗る事よりも作ることの方が大好きで、これからもどんどん面白いクルマを生み出しいく予定だ。今後のアレンジ構想はたくさんあるという。

最後に、オーナーとクルマの写真に注目してもらいたい。このポーズ、実は『ワイルド・スピードEURO MISSION』のポスターのオーマージュである。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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