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66歳でワンメイクレース初優勝! 今注目の「VITAレース」とは? 初心者からベテランまで夢中になる魅力を紹介します

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

VITAのシリーズは今シーズンも大盛況

ワンメイクシリーズが全国各地のサーキットで展開されている。そんな中でも着実に参加人口も増えているひとつに、VITAレースがある。これは、数々の名レースマシンを手掛けてきた日本のレース・コンストラクターのひとつ、VITA CLUBのオリジナルマシン「VITA-01を使用するワンメイクシリーズだ。

シリーズ戦以外に「VITA-01」を使用したレースは多い

2010年から鈴鹿サーキットでのワンメイクレースがスタートし、現在国内では、北海道の十勝スピードウェイ、栃木のモビリティリゾートもてぎ、静岡の富士スピードウェイ、三重の鈴鹿サーキット、岡山の岡山国際サーキット、大分のオートポリスの各サーキットでのシリーズ戦。そして、もてぎと筑波サーキット、千葉の袖ケ浦フォレストレースウェイを巡る「VITA Trophy Race」という7つのシリーズが開催されている。

また、通常のシリーズ戦以外にこの「VITA-01」を使用した耐久レースが、オートポリスで「マジ耐」、十勝でも「十勝3H」という単独で開催されているが、2023年からは「MEC120耐久シリーズ」という鈴鹿・富士・岡山・もてぎを回る2時間の耐久シリーズが新たに発足してもいる。他にも「VITA-01」を使用したKYOJO CUP(競争女子選手権)やレジェンドカップなども開催されていて、競技人口は非常に多い。

VITA−01

比較的安価なレーシングマシンとして人気がある

2009年に登場した「VITA-01」は、パイプフレームとセミモノコック構造のオリジナルシャシーに1.5Lエンジンをリアに搭載する。フロントフェイスには異なる3種類のタイプのカウルを用意している。非常に敷居の低い入門レースマシンとしての認知も進んでいるのだ。

敷居が低いレースというとナンバー付き車両というイメージを持つ人も多いだろうが、レーシングガレージに車両を預けるのならば、あえてナンバーを付けた車検対応の車両という選択をする必要もない、とも言える。

現在、VITAの公式レースにはダンロップのワンメイクタイヤが指定されているが、今シーズンからそのタイヤも新しい構造の「DIREZZA V01」に切り替わっており、また新たな戦いが期待される。

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